Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2002年4月から家内が書き始めた"JAZZ新聞"を創刊号から順次ご紹介して来ましたが、
今回は、第160号と第161号で、第161号は、休業から閉店(2016年1月)に至る直前の最終号となり、このシリーズも今回が最後となります。
閉店後に復活・再開した第162号からは、2016年6月から順次当ブログでアップしておりまして、
現在第179号が最新号となっております。

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東北関東大震災から10日、これからまだまだ大変だとは思いますが、いつまでも下を向いていても、何も良い方向に行かないと思いますし、全然更新していないにもかかわらず、アクセスして下さる方もおられますので、そろそろ更新を始めて行こうと思います。
よろしくお願いいたします。
このあいだ、ネットで別のDVDを探していた時に、偶然見つけたのが、この『CHET BAKER & STAN GETZ LIVE IN STOCKHOLM 1983』というDVD。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983 STOCKHOLM DVD-JACKET

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-SGCB-0

チェット・ベイカーとスタン・ゲッツと言えば、ヴァーヴ・レーベルで1958年に録音された『STAN MEETS CHET』というのがありますが、

STAN GETZ  CHET BAKER 1958 STAN MEETS CHET

この1983年のストックホルムでのDVDと同じ時の音源も『LINE FOR LYONS』というCDになってリリースされているようです。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983 LINE FOR LYONS

さて、DVDの方に話を戻しましょう。
このライブは、スタン・ゲッツのカルテットに、チェット・ベイカーがゲスト参加するという企画だったようで、最初の2曲はゲッツのカルテットだけで演奏されます。
メンバーは、ゲッツをはじめ、

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-SG

ジム・マクニーリー(p)、

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-JM

ジョージ・ムラーツ(b)、

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-GM

ヴィクター・ルイス(ds)という、なかなかのメンバーです。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-VL

3曲目の『JUST FRIENDS』から、ベイカーがまずヴォーカルとスキャットで入って来るのですが、これがかなり痛々しい感じです。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-CB-VO

勿論、その後トランペットも吹きますが、少しホッとします。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-CB-TP

ところで、ゲッツとベイカーといえば、どちらも「自己中な性格」というイメージがあるので、よく共演が実現できたものだと思ってしまいますが、
この映像を見ていると、ゲッツの方が少しベイカーに気を使っているように見えます。
例えば、ベイカーがソロをとっている時に、横からじっと見つめていたり、

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-SGCB-1

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-SGCB-2

ゲッツがソロを終えて、ベイカーにソロを引き継ぐ時にベイカーの方を見て合図を送ったりしています。

STAN GETZ  CHET BAKER 1983-SGCB-3

ところが、ベイカーの方はというと、一切ゲッツの方を見たりしません。
ゲッツは、『自分のカルテットにベイカーをゲストで迎えている』という立場もあって、こうなっているのかもしれませんが、
『自己中勝負』は、ベイカーの勝ちといったところでしょうか?(笑)