Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

先日、NHK・BSで、リー・リトナー・バンドの演奏がオンエアされていました。
ハワイのブルーノートで、2018年2月23日に収録されたものでした。

LEE RITENOUR IN HAWAII 2017-LR

リトナー以外は、あまり名前を聞いたことのないメンバーでしたが、
ドラマーの名前は「ウェズリー・リトナー」。
そうです!息子さんです。

LEE RITENOUR IN HAWAII 2017-WR

『SMOKE 'N' MIRRORS』というリトナーの2006年のアルバムのレコーディングに
13歳の時に初めて参加(「MEMEZA」という曲で叩いている様です。)したそうなので、現在25歳。

LEE RITENOUR-SMOKE N MIRRORS

しっかりしたテクニックで、上手にちゃんと叩いていました。
「二世ミュージシャンの縁故雇用」の事例は、時々見かけますが、
その後、「縁故雇用バンドから巣立って大成した」事例は殆んど無いように思います。
今後彼はどうなって行くのでしょうか・・・?
少し前の事になりますが、3月18日の深夜にNHK・BSプレミアムの「洋楽倶楽部」という番組で、
"最近注目されている"という2組のロックバンドのライブ映像がオンエアされたのを録画して観てみたのですが、
番組の後半に登場した『VINTAGE TROUBLE』というバンドが耳に引っかかりました。

VINTAGE TROUBLE IN AUSTIN,TEXAS 2015

まず耳を惹かれたのが、強烈な存在感のタイ・テイラーという黒人ヴォーカリストで、
その歌声は、60年代のR&Bシンガーを彷彿とさせる「黒くてソウルフルで聴きごたえ十分な」本格派です。
その上"モミアゲ"まで伸ばしていて、当時の雰囲気を醸し出しています。
バンドの方はというと、ギターとベースとドラムだけの所謂"スリー・ピース"というシンプルな構成。
ギターは、イフェクターを使わずにアンプだけで歪ませている感じ(実際はイフェクターを繋いでいますが・・・)の音で、
こちらも60年代から70年代初期までの雰囲気を醸し出す懐かしいサウンドを追及しているようで、
私的には「当時の懐かしいR&Bとロックのサウンドを融合させた"ソウルロック"」と表現しておきたいと思います。
そのせいか?映像に時々映るオーディエンスの年齢層も高めな感じでした。

そして、どんなアルバムを出しているのか?と調べてみたところ、
"シングル"や"ミニアルバム"といった中途半端な物(失礼)を除くと、
2011年に第1作目の『THE BOMB SHELTER SESSIONS』

0854.jpg

2015年に2作目の『1 HOPEFUL Rd.』という2枚をリリースしていて、

0853.jpg

2作目は「初めて契約したロックバンド」というふれ込みで、あのジャズの名門レーベル『BLUE NOTE』からのリリースとなっていたので、
この2作目リリースの前くらいからブレイクし始めたいう事ではないでしょうか?
オンエアされたライブ映像も、2015年10月に収録されたものです。

話を2枚のアルバムに戻しましょう。
どちらのアルバムもライブ映像同様「スリーピース・バンド+ヴォーカル」というシンプルな構成で録音されていて、
オーバー・ダビングはしていないのでは?と思われるサウンドで、
ドラマーがテンポを出す"カウント"の音から収録されている曲もあったりして、
「ライブを重視しているバンドなんだなあ~~。」と思わせてくれるのでした。
「注目されているバンド」という割に寡作なのも、「ライブ活動を中心」にしてきた結果という事ではないでしょうか?
そして、もうすぐ来日もして、5月末には大阪(梅田)でもライブがあるのですが、
残念ながら「オール・スタンディング」なので見送る事にいたしました・・・。
前回は2014年に来たようで、前述した"ミニアルバム"には、その時にブルーノート東京で収録されたアコースティックでのライブ演奏も入っているようです。

VINTAGE TROUBLE-THE SWING HOUSE-JACKET

ところで、このバンドを聴いていると無性にオーティス・レディングが聴きたくなってきて、
スタジオ録音盤を全て聴いてしまい、今更ながらオーティスの良さを再認識しているところです。

先日、某所で、「ビル・エバンスのドキュメンタリー映画がDVDでリリースされていて、スコット・ラファロ(b)が演奏しているシーンもある。」という情報を聞きました。
そこで、少し調べてみたのですが、それらしい物を見つけることが出来ないまま時が過ぎていたのですが、
最近その情報を聞いた某所に、もう一度行く機会があったので、もう少し詳しく尋ねてみたところ、『TIME REMEMBERED』という作品だと判明!!
2015年の作品で、日本では未公開とのことでした。

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-DVD JACKET

DVDも輸入盤でしかリリースされていなかったので、「日本語字幕がないのか・・・。」と思いきや、
「日本語のサブタイトルを選択して観ることもできるようになっている。」ということで、
その後、関係者のご助力を得ることも出来て?無事観賞することが出来たのでした。
さて、一番気になる「スコット・ラファロの演奏シーン」ですが、
エバンス・トリオでの演奏シーンではなく、リッチー・カミューカ(ts)のバンドでの演奏シーンで、

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-SLF-1

少しだけ残念でしたが、ラファロの演奏シーンが貴重である事には変わりありません。

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-SLF-2

その他にも、TV番組か何かの「エバンスとトニー・ベネット(vo)とのデュオの演奏シーン」なんかもあったりして、興味津々な内容でした。

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-BETB-1-BE

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-BETB-2-TB

そして、超有名曲「WALTZ FOR DEBBY」のデビー・エバンスも、他のミュージシャンや家族、関係者達の中の一人として、度々登場して、ビル・エバンスの人柄やエピソード等を語るのですが、勿論、"大の大人"になっていて、

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-DEBBY

父親でビルの兄のハリー・エバンスにそっくりなルックスに成長しておられたのでした。

BILL EVANS-TIME REMEMBERED-HARRY


今回もまたまた、少し前の事になるのですが、
年明け早々にNHK-BSで、『JAZZ FROM NEW YORK』と題して、
ニューヨークのジャズ・クラブ「ブルーノート」でのライブを、2日連続で2本オンエアしていました。
1日目が「ボブ・ジェイムス・トリオにランディー・フレッカーが客演したバンド」で、

JAZZ FROM NEW YORK-BJRB-2

JAZZ FROM NEW YORK-BJRB-1

2日目は「マッコイ・タイナー・カルテット」でした。

JAZZ FROM NEW YORK-MT-1

JAZZ FROM NEW YORK-MT-2

もう何年も前から、こういうジャズ・ライブの番組が少なくなっていて、
定期的にオンエアされるプログラムといえば、
毎年9月頃に開催される『東京JAZZ』の模様が、10月頃にNHKでオンエアされるくらいで、
たま~~~に、こういうプログラムがスポットでオンエアされるだけという淋しい状況が続いております。
当ブログでシリーズ化して書き続けている『大阪スルー』もそうなのですが、
こちらの方も何とかして欲しいものです!!
とりあえず、NHKさん、よろしくお願いしま~~~す!!

追記(1/27)
「ボブ・ジェイムス・トリオ&ランディー・ブレッカー」が、2月4日の0時45分(2月3日の深夜)に再放送されるようです。
見逃した方は、この機会にぜひ!!
追記(2/3)
「マッコイ・タイナー・カルテット」も、2月11日の0時45分(2月10日の深夜)に再放送されるようです。

今回もまた、少し前の事になるのですが、
去年の大晦日に、『EIGHT DAYS A WEEK』というビートルズのドキュメンタリー映画が、BSジャパンでオンエアされていて、
未観賞だったので、久しぶりにビートルズ映画を観ました。

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-DVD JACKET

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-TITLE

そのタイトルからも予想出来るように、ライブ・ツアーに明け暮れていた初期の頃を中心に描かれたドキュメンタリーで、
様々なライブ演奏のシーンもあって、興味深く観ることが出来たのですが、

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-LIVE STAGE

1965年の映画『HELP!』についてのエピソードを、ポールが語っているシーンがあって、
映画をバハマで撮影することになった経緯について次の様に語っています。

<マネージャーのブライアン・エプスタインと税金について話をした時に、>

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-EPISODE OF HELP-1

<エプスタインから「バハマ等にお金を預けるといい」と言われていたので、>

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-EPISODE OF HELP-2

<「映画をバハマで撮ろう」と思い付いた>という事なのだそうです。

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-EPISODE OF HELP-3

BEATLES-EIGHT DAYS A WEEK-EPISODE OF HELP-4

「タックス・ヘイブン」って、その頃からあったんですね!
困ったもんです・・・。



ついこのあいだ、「シチリア三昧」というタイトルで、12月9日に開催された『シチリアにルーツを持つ新旧二人のミュージシャンのドキュメンタリー映画とライブ』を観に(聴きに)行った時の記事を書かせて頂いたところなのですが、
またまた、興味深い「シチリアを舞台にした」ドキュメンタリー映像を観ることが出来る事になりました。
私の大好きなフランク・ザッパが、1982年に父親のルーツであるシチリアをツアーで訪れた時の模様を中心にしたドキュメンタリー映像『SUMMER '82 ~ WHEN ZAPPA CAME TO SICILY』がリリース(DVD)されるのです。
12月27日にリリースされるというので、早速予約注文しました。

FRANK ZAPPA-SUMMER 82 WHEN ZAPPA CAME TO SICILY-DVD JACKET

ライブの演奏シーンも、ちゃんと収録されているという事なので、今から楽しみです!
続くときは続くものです!

先週の土曜日深夜から、今年の「東京JAZZ」をNHK・BSプレミアムでオンエアし始めていますが、

TOKYO JAZZ 2017-TITLE

第1回目の放送では、今年が『最初のジャズ録音から100周年』ということで、
音楽監督・編曲・指揮を兼務する狭間美帆さん率いるデンマーク・ラジオ・ビッグバンドが、
様々なゲストをフィーチャーして「ジャズの歴史を振り返る」的な企画のショーケースを聴く(見る)ことがで出来ました。

TOKYO JAZZ 2017-REC100YEARS

トレメ・ブラスバンドをフィーチャーしたニューオリンズ・ジャズ・スタイルの「聖者の行進」のから始まり、

TOKYO JAZZ 2017-TREME BRSS BAND

スイング~ビバップ~クール~フリー~フュージョンと続き、
スナーキー・パピーでも活躍するキーボード奏者コーリー・ヘンリーをフィーチャーした最新ジャズ風?アレンジの「聖者の行進」で終わるのですが、

TOKYO JAZZ 2017-CORY HENRY-1

狭間さん率いるビッグバンドがリハーサル万全だった様で、リハーサル不足のためか?ちょっと頼りなげなゲストも散見される中、それを補って余りある充実した演奏を聴かせてくれています。
中でも、前述したコーリー・ヘンリーの「ヴォコーダーやムーグのアナログ・シンセ」での演奏とのコラボは、

TOKYO JAZZ 2017-CORY HENRY-2

この企画の最終曲に相応しい一番の出来だと思っております。
今回は、前回の『LD再発見シリーズ』で書かせて頂いた「デューク・エリントンの70歳の誕生日に開催されたパリのクラブでのコンサート映像の記事(6/22付)」の続きをご紹介します。
後半のステージの最終曲演奏中、エリントンのピアノのすぐ横に座っていたポール・ゴンザルベス(ts)が、何故か唐突にピアノの上に置かれていたシャンパンのボトルに手を伸ばして取り込もうとするのですが、

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-BOTTLE-3

それに気付いたエリントンが即座に反応して声を荒げて阻止するシーンが捉えられています。

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-BOTTLE-4

ポール・ゴンザルベスはエリントンにとても可愛がられていたそうなので、悪戯っぽくボスをからかってみたという事なのか?
あるいは二人でちょっとしたコントを演じたという事なのか?
前回の記事でご紹介した『謎の帽子』の件といい、ピアノの上の小物達が気になってしまう映像です。
なお、シャンパンは演奏終了後、無事エリントンの"お持ち帰り"となりました。

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-BOTTLE-5
今や忘れ去られてしまった映像メディア"レーザー・ディスク(LD)"のソフトを、LDプレーヤーが壊れてしまわない内に時間を見つけては少しずつDVD化しているのですが、その時に気付いた事を綴る『LD再発見シリーズ』。
今回は、御大中の御大デューク・エリントンの70歳を祝う1969年パリのクラブでのコンサートを収録した映像です。

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-1

このライブ、エリントンの70歳の誕生日当日ということで、会場にいる全員でシャンパンで乾杯したりする誕生日を祝う時間が結構長くとられていて、ライブはそれを挟んで前半と後半に分れているのですが、

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-CHEERS

前半の最終曲でハリーカーネイ(bs)がフィーチャーされて得意のサーキュラーブリージングを駆使して延々と吹き続けている間に、暇を持て余したのか?エリントンがピアノの上に置かれてあった帽子を手にとって、その中をまじまじと覗きこんでいる姿が捉えられています。

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-HAT-2

その演奏が終わった後に、エリントンが舞台の中央に歩み出て聴衆に挨拶するので、そのスピーチのメモでも忍ばせてあったのかと思いきや、
エリントンが挨拶をしている間に、スタッフらしき?人物がピアノに近づき、『ピアノの上の帽子を、わざわざ立てる様に置き直す』という不思議な行動をするところが捉えられているのです。

DUKE ELLINGTON 1969 PARIS-HAT-3

この帽子、かなり怪しいです! 凄く気になります。
ライブの後半にも、そんな気になる不思議なシーンがあるのですが、それは次回のこのシリーズでご紹介します。
今や忘れ去られてしまった映像メディア"レーザー・ディスク(LD)"のソフトを、時間を見つけては(LDプレーヤーが壊れてしまわない内に)少しずつDVD化しているのですが、その時に気付いた事を綴る『再発見シリーズ』。
今回は、アイルランド出身のギタリスト"ロリー・ギャラガー"が1987年に地元アイルランドのコークという街で演ったライブの映像です。
ギャラガーのトレードマークとも言える『サンバーストの塗装が殆ど剥がれ落ちてしまったストラトキャスター』を操りながら、迫力満点な魅力的な声で歌うブルース・ロックは、迷いが無く吹っ切れていて爽快です。

RORY GALLAGHER IN CORK 1987-1

そして、ライブの中盤になると、アコギに持ち替えて、カントリー・ブルース風の曲を弾き語りで演るのですが、
これがケルティッシュな独特の雰囲気が漂っていて、「なかなか渋くて良いなぁ~~」と思っていると、

RORY GALLAGHER IN CORK 1987-2

次の曲では、"ドブロ"風のギター("ナショナル"?)に持ち替えて、デルタ・ブルース風の演奏を、やはり弾き語りで聴かせてくれ、
「この人、本当にブルースに惚れ込んでいるんだなぁ~~」と感心させられるのでした。

RORY GALLAGHER IN CORK 1987-3

ギャラガーは、惜しくも1995年に47歳という若さで亡くなってしまうのですが、年を重ねて枯れた演奏も聴いてみたかったものです。


前にも書かせていただいた事があるのですが、
私、今や誰も見向きをしなくなった映像メディア『レーザー・ディスク(LD)』のソフトを結構たくさん持っているのですが、
DVDがLDに代わる新しい映像メディアとして出て来た時には、後々LDプレーヤーの製造や修理がされなくなるだろうと思うと「責任取ってくれ!!」と言いたい気持ちでいっぱいでした。
ところが、その内、HDD内臓のDVDレコーダーが出回る様になって来たので、
LDプレーヤーがまだ動いている内に、何とかDVD-R化してしまおうと(LDにはコピーガードというものが無いのです。念のため・・・。)時々ダビング(勿論アナログ信号!)作業に勤しんでいるのですが、
先日、ドクター・ジョンの『NEW ORLEANS SWAMP』という作品をDVD化していたところ、

DR JOHN-NEW ORLEANS SWAMP-LD JACKET

あの、「バイユー・ビート」とも呼ばれたニューオリンズ・ファンクの元祖『ミーターズ(METERS)』も出演していることに気が付きました。

METERS-SOUND STAGE 1974-1

LDで何回か観ていたはずなのですが、全く分っていませんでした。(何という失態!!)
シカゴの"WTTW"というテレビ局の『SOUND STAGE』という番組に出演した時の映像なのですが、
何と、収録日が1974年10月30日。
1974年と言うと、1969年に『THE METERS』でデビューした彼らが、

METERS-THE METERS

5作目の『REJUVENATION』というアルバムをリリースした年で、

METERS-REJUVENATION.jpg

そのアルバムに収録されている「JUNGLE MAN」という曲も、2作目のアルバム・タイトル曲「LOOKA PY PY」とメドレーで演奏しています。
また、次の年(1975年)にリリースされた『FIRE ON THE BAYOU』からオリジナル・メンバーに5人目のメンバーとして加わったシリル・ネヴィル(per)もこの時既に合流していて、全盛期の演奏を楽しむことが出来るのです。

METERS-SOUND STAGE 1974-2

ただ、プロフェッサー・ロングヘアーやアール・キングといった先輩達や、ホスト役のドクター・ジョンが幅を利かせているせいか?、ミーターズ単独では、前述のメドレー1曲(2曲?)しか演奏していないのがチョット残念です。
(バック・バンドのメンバーとして、殆どの曲で何人かのメンバーが加わってはいるのですが・・・。)
ところで、この映像、DVDで入手できるのかどうかを「Amazon」や「ヤフオク」で調べてみたところ、
現在、海賊盤(プライベート盤)DVDでしか入手出来ないようです。
LD大事に置いておいてよかったぁ~~~!!
今年の5月頃、ミシェル・ペトルチアーニがホーンセクションを加えたセクステットで、1998年のノースシー・ジャズ・フェスティバルに出演した時の演奏を収録した『BOTH WORLDS LIVE』というCDが輸入盤でリリースされていて、同内容のDVD(PAL方式で記録されているので、通常の国内のプレーヤーでは再生出来ないのですが・・・。)も付いていたので気になっていたのですが、この度ようやくゲットしました。

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS LIVE

この演奏は、直前にリリースされていたスタジオ録音アルバム『BOTH WORLDS』の"ライブ版"という位置付けだと思われるので、演奏されている曲が、このスタジオ盤からの曲が中心ですし、メンバーもトロンボーン奏者以外は同じです。

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS

ホーンセクションが入っていたので、「ペトルチアーニの世界が薄まっているのでは?」という勝手な懸念があって買いそびれていたのですが、聴いて(観て)みると、なんのなんの、
ステファーノ・ディ・バティスタ(as,ss)やフラビオ・ボルトロ(tp,flh)が充実したアドリブを聴かせてくれる中、

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS LIVE-1

ペトルチアーニのアドリブとなると、もう一段も二段もレベルの高い彼独自の世界となり、
その存在感を再認識させられた次第です。

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS LIVE-2

バティスタやボルトロが、ペトルチアーニの演奏に聴き惚れて(見とれて)いるところも随所に見られます。

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS LIVE-3

MICHEL PETRUCCIANI-BOTH WORLDS LIVE-4

買っといてよかったぁ~~~。
先日、某有名CDショップに立ち寄って、特に何も期待せずに中古CDを見ていたところ、
パット・マルティーノが病気から復帰した直後の1987年に、ニューヨークの「FAT TUESDAYS」でのライブを収録した
『THE RETURN』を発見。 即ゲットしました。

PAT MARTINO-THE RETURN

そして、それをきっかけに、同じ頃にボルチモアのライブハウスで収録され、昔VHSでリリースされていたライブ映像が
もしかしてDVD化されていないものか?と検索してみたところ、何と輸入盤で出ているではありませんか!!

PAT MARTINO-LIVE AT ETHELS PLACE-DVD JACKET

この映像、中古のVHSをネットオークションで落札して持ってはいたのですが、
ところどころで画像や音声にノイズが入っていたので、DVD化されないものかと前々から思っていたので、
当然こちらも即ゲットしました。
本編以外にもボーナストラックが2曲(内1曲は、本編1曲目のノーカット・ヴァージョン)も収録されており、
DVD化によって画像のクオリティーもアップしていてとても満足しております。

PAT MARTINO-LIVE AT ETHELS PLACE-DVD-PM

ところで、このDVDを購入するにあたっては、数軒のネットショップで調べてからオーダーしたのですが、
アメリカでリリースされたのが2014年末頃ということもあってか?在庫があったのは某有名CDショツプに1枚だけでした。
他のショップは「取り寄せ」扱いになっていたのですが、
「取り寄せ」となっていても結局入荷出来ないというケースも結構あるので、
何とかギリギリ間に合ったのかも・・・?!(フゥ~~~、危ない危ない。)

P.S. 8月6日現在、Amazonで『在庫2』になってました。
「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第7回。
今回は、ジョージ・ベンソンの1986年モントルー・ジャズフェスティバルでのライブ映像です。

GEORGE BENSON-LIVE AT MONTREUX 1986-DVD

この映像はDVDで持っているのですが、私のはリージョン・ナンバーが「1」のため、国内のプレーヤーでは再生できないので、再編集が必要になった???という次第です。
そういう話はさておき、この映像の8曲目に収録されている「MY LATIN BROTHER」で、
ベンソン・バンドで長年ベーシストを務めているスタンリー・バンクスの足元がクローズアップされるシーンがあるのですが、
よく観てみると、そこにはタンバリンが床に立てて置かれていて、それをバンクスがつま先で踏み、つま先を支点にして足をツイストさせて、ベースを弾きながらタンバリンを鳴らしていたのでした。

GEORGE BENSON-LIVE AT MONTREUX 1986-DVD-TAMBALIN

こんな技を観たのは初めてで、確かに面白いアイデアだとは思いますが、
パーカッション奏者は他にいますし、サックス奏者二人の手は空いてますし、オーディエンスからも見えにくいと思いますので、
バンドメンバーやスタッフの受けを狙った"楽屋受けネタ"ということなのでしょうか?
まあ、いずれにしても余裕綽々で演奏を楽しんでいる姿には感心させられはします。

ところで、もう一つこの映像で気になることがあります。
演奏が進んで、最後の曲「ON BROADWAY」になると、曲が始まる前にベンソンが渡辺貞夫さんの名前を呼んで一瞬貞夫さんの姿も映るのですが、
演奏が始まると、何故か共演しているはずの貞夫さんが演奏しているシーンが全くなくて、貞夫さんのプレイを期待していると最後に消化不良を起こした感じで観終わってしまうのです。
もっとちゃんと編集して何とかならなかったものなんでしょうか?
「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第6回。
まずはじめに前回のクイズの答えです。
マイケル・ブレッカー(ts)とサックスバトルを演っていたアルト奏者は、1950年代から60年代にウエストコーストのジャズシーンでシブ~く活躍していたハーブ・ゲラーでした。
そして今回の再発見なのですが、再発見に至ったきっかけが冒頭の定型フレーズと違っているのですが、よろしくご容赦ください。
どういうきっかけだったのかと申しますと・・・。
先日、ピーター・バーンスタイン(g)が久々にリリースしたスタジオ録音の最新盤『LET LOOSE』をゲットして、じっくり聴き込んでいたのですが、

PETER BERNSTEIN-LET LOOSE

このアルバムをリリースしているレーベルが「SMOKE SESSIONS RECORDS」となっていて、ニューヨークのライブスポット『SMOKE』がこのレーベルを運営しているようなのです。
それで、その『SMOKE』でバーンスタインが2004年8月に収録したライブ映像『LIVE AT SMOKE』を思い出し、改めて観てみたという次第です。

PETER BERNSTEIN-LIVE AT SMOKE-DVD JACKET

この映像、バーンスタインがラリー・ゴールディングス(org)、ビル・スチュワート(ds)という「お互いを知り尽くした」メンバーでのオルガン・トリオのライブが収録されているのですが、
1曲目の「DRAGONFLY」のアドリブソロで、ラリー・ゴールディングスが一瞬ディープ・パープルの『SMOKE ON THE WATER』のあの有名なリフのフレーズを引用しているシーンがあるのに気付きました。

PETER BERNSTEIN-LIVE AT SMOKE-DVD-LARRY GOLDINGS

『SMOKE』でのギグだからというで、ユーモアを効かせようとして演ったのでしょうね。
お互いを知り尽くしているメンバーでのリラックスした演奏だからこそ出て来た『おやじギャグ・フレーズ』といったところでしょうか?

ところで、この映像にはもう一つ気になることがあります。
演奏中にウェイトレスのオネエサンが頻繁に前を横切るのです。

PETER BERNSTEIN-LIVE AT SMOKE-DVD-WAITRESS

それほど大きくない(と思われる)店の営業中に収録されているので仕方がないのでしょうが、
もう少し配慮があってもよかったのでは・・・。
まあ捉え方を変えて、「小さめのライブハウスで聴いている」という臨場感が味わえるということにしておきましょう・・・。



「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第5回。
今回は、前回と前々回で取り上げたブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(BST)の映像でも登場したルー・ソロフ、トム・マローンや、BSTの初代トランペッターのランディ・ブレッカーもメンバーで参加しているルイ・ベルソン・ビッグバンドの1983年スイスでのライブ映像です。

LOUIE BELLSON BB 1983-LB

『ワールド・オブ・リズム・ライブ』と題されたシリーズ物の1枚で、他にも同じ会場・同時期に行われたライブを収録した『ギル・エバンス・オーケストラ』や『ビリー・コブハム・ミーツ・ルイ・ベルソン』という2枚があって、どの楽団もギル・エバンス・オーケストラのメンバーを使い廻しているので、
前述の二人のトランペッター等の他にも、ベニー・ベイリー(tp)、ハワード・ジョンソン(bs)、マイケル・ブレッカー(ts)、ギル・ゴールドスタイン(key)、ディーン・ブラウン(g)等のフュージョン界中心?の豪華なメンツが揃っています。

さて、ここで前々回に引き続きクイズです!
ある曲でベテラン風のアルト奏者がフィーチャーされていて、

LOUIE BELLSON BB 1983-HG

最後の曲ではマイケル・ブレッカーとサックス・バトルも演っているのですが、

LOUIE BELLSON BB 1983-MBHG-1

LOUIE BELLSON BB 1983-MBHG-2

この人は誰でしょう?
答えは、またまた次回の『再発見シリーズ』の記事でお教えすることにします。
お楽しみに!
「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第4回。
1ケ月程間隔があいてしまいましたが、まずはじめに前回のクイズの答えです。
BSTの他にもデビッド・マシューズ率いるマンハッタン・ジャズ・クインテットやギル・エバンス・オーケストラ等でも活躍し、去年惜しくも亡くなった『ルー・ソロフ』でした。
そして今回は、そのBSTが3年後の1973年に同じスウェーデンで行ったライブの映像です。

BST1973-SWEDEN-BST.jpg

初期のメンバーで残っているのは、ソロフとドラムのボビー・コロンビーの二人(ベーシストも初期メンバーのジム・フィールダーかもしれません・・・。)くらいで、ヴォーカルもデビッド・クレイトン・トーマスではなかったので、このレーザーディスクを買って最初に観た時はガッカリしてしまい、長い間観ていなかったのですが、今改めて”初期BST”という事に拘らずに観てみると、
後にブルース・ブラザーズ・バンドで活躍するルー・マリーニ(ts,ss,fl)やトム・マローン(tb,tp,bs)、

BST1973-SWEDEN-LM.jpg

他にもラリー・ウィリス(p,key)等がいたり、

BST1973-SWEDEN-LW.jpg

演奏している曲もBSTの曲だけでなく、トラフィックの「エンプティ・ペイジズ」やハンコックの「処女航海」なんかをカバーしていたりして、興味深く楽しく観ることが出来ました。
そしてソロフはというと、3年経って「"いつもの"ソロフ」に無事変貌していたのでした。

BST1973-SWEDEN-LS.jpg

めでたし、めでたし!!
先日(6/3)、モハメド・アリ氏が亡くなりましたが、
彼がまだ『カシアス・クレイ』だった頃、
ソウル・ミュージックの元祖と言われているサム・クックと二人で
放送局のスタジオのような所で『THE GANG'S ALL HERE』という曲を
無伴奏で歌う珍しい映像が残っています。

SAM COOKE-DVD-LEGEND-WITH CASSIUS CLAY

二人の重要な接点の一つは、公民権運動でした。
「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第3回。
今回は、昔NHKのBS-2で放送していた『黄金の洋楽ライブ』という番組を録画していた、
ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ(BST)の1970年のスウェーデン(9月)とオランダ(10月)でのライブ映像です。
テレビがモノクロからカラーに変わっていた時期だったためか、スウェーデンはモノクロ映像、

BST1970-SWEDEN-BST.jpg

オランダはカラー映像になっています。

BST1970-NETHERLAND-BST.jpg

この時、BSTは3枚目のアルバム『BST3』をリリースしたばかりで、初期のメンバーが殆ど揃っている貴重な映像です。
そんな中、ホーンセクションの一角としてトランペットを担当しているこの人

BST1970-SWEDEN-LS.jpg

BST1970-NETHERLAND-LS.jpg

誰だと思います?
答えは、次回の『再発見シリーズ』の記事でお教えすることにします。
お楽しみに!
「昔録り貯めたテレビ録画」や「昔買い集めたレーザーディスク」等をDVDに再編集していて気付いた「今まで見過ごしていた興味深いシーン」を順次ご紹介している『再発見シリーズ』の第2回。
今回は、当ブログで何回もご紹介している1988年から1990年にかけてアメリカで放送された『ナイト・ミュージック』というテレビ番組からです。
この番組はデビッド・サンボーンがホストを務めていて、多種多様なジャンルのミュージシャンが出演するのですが、その演奏の合間に古い貴重な映像が流れる場面があります。
その中から、ナット・キング・コール・トリオの貴重な映像をご紹介しましょう。
キング・コール(p,vo)、オスカー・ムーア(g)、ジョニー・ミラー(b)というメンバーで、「Got A Penny」という”ジャイブ調”の曲を演っているのですが、

NAT KING COLE 1946(1943)-NKC

NAT KING COLE 1946(1943)-OM

NAT KING COLE 1946(1943)-JM

この曲、オリジナル・アルバムには収録されていなくて、放送音源を集めたアルバムだけに収録されているようです。
それから、画面に表示される字幕では「1946年」となっているのですが、
曲が”ジャイブ調”であることや、この曲が放送用に録音されたのが1943年だということなので、
この映像も「1943年」のものではないか?と思っております。
”ジャイブ調”の曲を演っているコールや、オスカー・ムーアの映像は、他に観たことありません。
あっ、それから、ベーシストはプロ・ゴルファーではありませんので・・・。念のため(笑)