Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

先日、第87回のアカデミー賞の授賞式があり、「作品賞」「監督賞」「脚本賞」「撮影賞」の4部門を受賞したのが『バードマン』という作品。

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そして、先日、某レコード会社にお務めの当店の常連さんが、この映画の音楽(ドラム・スコア作曲と演奏)を担当しているのが、昨年10月に当店に10年ぶりに2度目の来店をしてくれた"アントニオ・サンチェス"(下の画像の右から2人目)だと教えていただきました。

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映画は、日本では4月10日ロードショーということなので、まだ観ることが出来ませんが、
サウンドトラックを収録したCDでサンチェスのドラミングを聴くことができました。

MOVIE-BIRDMAN-SOUND TRACK-CD

どんなシーンで使われているのか楽しみですし、
何だか、アカデミー賞が急に身近になった様な気がして、勝手に盛り上がってます。
先日、NHK-BSで『長い灰色の線』という1954年のジョン・フォード監督の映画をオンエアしていました。
若い(子供の)頃にテレビで観た時の印象がとても良かった記憶があったので、録画してもう一度観てみました。

LONG GRAY LINE-1

タイロン・パワー演じるマーティ・マーというアイルランドからの移民が、ウエストポイントの陸軍士官学校で下士官として学生達を指導して働く姿を描いているのですが、
今改めて観てみると、アイルランドらしさがそこかしこに散りばめられている事に気が付いて楽しめました。
(ジョン・フォード監督はアイルランド系だそうです。)

LONG GRAY LINE-2

例えば、マーティの自宅に置いてあるウイスキーの箱が『ブッシュミルズ』のものだったり、
陸軍士官学校のフットボール・チームの試合のシーンでは、相手チームが『ファイティング・アイリッシュ』というニックネームを持つ『ノートルダム大学』で、
劣勢な試合を監督のアシスタントとして観ていたマーティが相手選手の名前を見て『アイルランド系の名前ばっかりだ』と言って悔しがる複雑な心境を表現したシーンがあったりするのです。

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また、そのフットボールのシーンでは、
今では常識となっている『フォワードパス』が当時は使われていなかった様で、
ノートルダム大学にフォワードパスを使われて試合が劣勢になるのを見てマーティが『あれはルール違反ではないか?』と言う興味深いシーンもあったりするのです。

LONG GRAY LINE-4

ところで、前述した『ブッシュミルズ』のシーンですが、日本語の字幕では『ウイスキー』と訳されていて、せっかくのアイリッシュらしさの演出が台無しなのですが、
当店常連さんのU氏によると、ある映画の字幕では『イーベイ(アメリカのネットオークション)』と言っているのを『ヤフオク』と訳している凄いものもあるそうです。