Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

阪急六甲駅の山側で1月22日にオープンされたジャズバー『音BAR じゃず場』

じゃず場の名刺

そこでかけて頂いて印象に残ったLPレコードをご紹介している当シリーズの5回目は、
バディ・デフランコ(cl)の『CLOSED SESSION』というアルバムです。

0850-1.jpg

このアルバムのジャケットは、"NORGRAN"レーベル("VERVE"の前身レーベル)からリリースされた『PRETTY MOODS』という10インチ盤と全く同じ"デビッド・ストーンマーチン"のイラストを使っているのですが、
この10インチ盤と同じ頃(1953年~1955年)に録音されて12インチ盤化されている"VERVE"レーベルのアルバムは殆んど聴いていましたが、
こんなアルバムがあったとは知らなかったので、少し調べてみたところ、
1957年10月末から11月の初めにかけて行われたセッションから収録されているようで、
更に録音日やメンバーについてもう少し調べてみたところ、まだ不明な点は残っているのですが、こんな感じでした。

■10月29日と30日
Don Fagerquist(tp) George Auld(ts) Carl Perkins(p) Victor Feldman(vib)
Barney Kessel(g) Leroy Vinneger(b) Stan Levey(ds)
■10月31日 
Ray Linn(tp) Jimmy Rowles(p,harpsichord) Barney Kessel(g) Joe Mondragon(b) Alvin Stoller(ds)
■11月1日
Ray Linn(tp) Irving Garner(p,harpsichord) Barney Kessel(g)
Howard Roberts(g) Joe Mondragon(b) Milt Holland(ds)

そして、この時のセッションからは、10月29日と30日のセッションを収録した『PLAYS BENNY GOODMAN』、

0859.jpg

10月29日と31日のセッションを収録した『WHOLLY CATS』、

0861.jpg

10月31日と11月1日のセッションを収録した『PLAYS ARTIE SHAW』といったアルバムがリリースされているので、

0860.jpg

この『CLOSED SESSION』(10月30日と11月1日のセッションを収録)というアルバムは、
そのアルバム・タイトルからしても、「上記3枚のアルバムに収録されなかった曲を集めて作った」
という事ではない?と勝手に妄想しているところです。
また、10月31日と11月1日のセッションでは、ピアニスト達がハープシコードを弾いている(弾かされている?)曲もあるのですが、
それは、デフランコが、10月29日と30日の「ヴィクター・フェルドマンがヴァイブラフォンで参加していたサウンド」を気に入って、
「フェルドマンが抜けた後にも、何とかそのサウンドに近づけたかった」のではないか?とも勝手に妄想を膨らませている次第です・・・。
今回も、またまたまた前回に引き続き、2連覇を達成した羽生結弦の「4回転ジャンプ」にあやかって(関係ないやろ~~!!)、4回連続で、阪急六甲駅の山側で1月22日にオープンされたジャズバー『音BAR じゃず場』でかけて頂いて印象に残ったLPレコードをご紹介します。

じゃず場の名刺

今回は、"JUBILEE"というレーベルから1956年にリリースされた、エディ・コスタ(p,vib)の『EDDIE COSTA-VINNIE BURKE TRIO』というアルバムで、ヴィニー・バークというベーシストとの双頭リーダー・アルバムです。

0824.jpg

コスタのアルバムは、今まで、超有名盤の『THE HOUSE OF BLUE LIGHTS』と、
ジョージ・ウォーリントン(p)が、"NORGRAN"レーベルからリリースしていた10インチ盤『THE WORKSHOP OF THE GEORGE WALLINGTON TRIO』を、"VERVE"レーベルから、12インチ(30センチ)LP化してリリースした時に、そのB面にカップリングで収録された「1957年7月のニューポート・ジャズ・フェスティバルでのライブ」しか聴いたことがなかったのですが、

0815.jpg

この"JUBILEE"のアルバムも、コスタ独特の低音域を駆使したアドリブや、ヴァイブラフォンの演奏も収録されていて、楽しく聴くことが出来ました。

ところで、このアルバム、上の上の画像のとおり、秀逸なジャケット・デザインが印象的だったので、ジャケットを手にとって見せていただいたのですが、
裏面のライナーを眺めていると、「PILE DRIVER」というコスタのオリジナル曲が収録されている事に気が付きました。
「PILE DRIVER」といえば、本来の意味は、「建築や土木工事の基礎を補強する等のために、地盤に杭を打ち込む機械」の事だと思いますが、
プロレスの技の名前(日本語で「脳天杭打ち」と呼ばれていたと思います。)や、イギリスのブギー・ロック・バンド「STATUS QUO」が1972年にリリースしたアルバムのタイトルとしても使われていて、

STATUS QUO-PILEDRIVER

それらのイメージが強かったのですが、既にこんな所で使われていたとは知りませんでした。

また、それ以外にも、大阪駅前第2ビルで、約35年営業されているジャズのお店の店名にもなっていて、
そのお店のマスターとママさんとは開店される前からの知り合いなのですが、
開店された時に、店名を「PILE DRIVER」にされた理由を伺ったことがあります。
その時、私の頭の中には、前述したとおり「プロレスの技」と「ロックバンドのアルバム・タイトル」しか引き出しがなかったので、
「そのどちらかが店名の由来ですか?」という様な質問をして、明快な反応がなかった様な記憶があります。
ということで、"今更?!"とは思ったのですが、先日お店に伺った時に、このエディ・コスタの曲が店名の由来なのかどうかを尋ねてみたところ、そうではなかったのですが、店名の由来について詳しく教えていただき、35年振りにスッキリした次第です。
そして、その時同時に「PILE DRIVER」に関する他の情報も教えて頂きました。
それは、スイート・エマというニューリンズ・ジャズの女性ピアニストの奏法が、その力強い弾き方から「パイルドライバー奏法」と呼ばれていたらしいという情報です。
下の画像は、スイート・エマが、プリザベーション・ホール・ジャズバンドを従えて録音した1964年のライブ・アルバムなのですが、

0386.jpg

スイート・エマのピアノに注目して改めて聴き直してみたところ、
ジャケットの写真では、右下角に控えめに写っている花車な彼女が、かなりハードに弾いているのが確認出来たのでした。


今回もまたまた前回に引き続き、阪急六甲駅の山側で1月22日にオープンされたジャズバー『音BAR じゃず場』でかけて頂いて印象に残ったLPレコードをご紹介します。
今回は、モーズ・アリソンの『BACK COUNTRY SUITE』です。

0805.jpg

このアルバムは、確か、1972年の9月に、日本初の「ジャズ・レコードの廉価盤シリーズ」として日本ビクターがリリースした『Prestige』レーベルからの20枚の中の一枚だったと思いますが、
当時ハイティーン(死語ですか?)だった私の記憶に、そのジャケットのデザインが鮮明に残っていました。
1100円で発売されたこのシリーズの中から、私は、ジョージ・ウォーリントンの『THE NEW YORK SCENE』と、ジョン・コルトレーンの『COLTRANE』、マイルス・デイビスの『MILES DAVIS AND MILT JACKSON』を買ったのですが、
この3枚が、私にとっての「ジャズLPデビュー」となったのでした。
しかし、その時、このモーズ・アリソンのアルバムには手がのびず、ジャケットだけが印象に残っていたという訳です。
そして今回、約45年の時を経て初めて聴いたのですが、
前述したジョージ・ウォーリントンの『THE NEW YORK SCENE』というアルバムの

0809.jpg

冒頭に収録されている「IN SALAH」という印象的な曲が、このアリソンのアルバムにも収録されているではありませんか!!
恥ずかしながら、この曲がアリソンのオリジナルだったとは知りませんでした。
そこで、ジョージ・ウォーリントンの1949年~1957年に録音されたアルバムを、この機会に改めて聴いてみたのですが、
ウォーリントンのアルバムで、もう一枚「IN SALAH」が入っているのを見つけました。
1957年に録音されて「EAST WEST」というレーベルからリリースされた『THE PRESTIDIGITATOR(邦題「手品師」)』です。

0818.jpg

このアルバムのフロントラインは、それまでのドナルド・バード(tp)やジャッキー・マックリーン(as)、フィル・ウッズ(as)に代わって、
J.R.モンテローズとジェリー・ロイドというコンビになっているのですが、
ジェリー・ロイドという人が『バス・トランペット』なるものを吹いているとクレジットされています。
"バス・トロンボーン"は知っていますが、これは聞いたことがなかったので、少し調べてみたところ、
クラシックで使われているようで、こんな感じの物のようです。

BASS TRUMPET

音色はというと、トロンボーンと変わりがなく、バルブ・トロンボーンとどう使い分けるのかもよく分りません。
クラシックでは、通常バルブ・トロンボーンは使わないという事なのでしょうか・・・?
このジェリー・ロイドという人、普通のトランペット?も吹いているようなのですが、
このレコーディングでは、トロンボーンのような音色を要求されたので、この楽器を持って来たということでしょうか・・・?
詳細は不明です。
それはそうと、このアルバムで、寡作なモンテローズ(ts)の演奏を聴けたのは収穫でした。



今回も前回に引き続き、阪急六甲駅の山側で1月22日にオープンされたジャズバー『音BAR じゃず場』でかけて頂いて印象に残ったLPレコードをご紹介します。

じゃず場の名刺

今回は、クリス・コナーの『AT THE VILLAGE GATE』です。

0804-2.jpg

クリス・コナーがスタン・ケントン楽団の専属歌手をやめて独立し、1953年~1955年にベツレヘム・レーベルに吹き込んだアルバムは聴いていたのですが、
この1963年のライブを収録したアルバムは、ジャケットが印象に残っていたものの未聴でした。
アルバムを聴いて暫くして気が付いたのですが、曲によって、同じスタン・ケントン楽団の先輩専属歌手だったアニタ・オデイの歌い廻しに似ている個所があると感じるのは私だけでしょうか?
ベツレヘムのアルバムでは、こんなことは感じたことはなかったのですが、10年の時を経てこうなったということでしょうか? 少し驚きました。
そして、もう一つ驚いたのは、「BLACK COFFEE」を歌い始めて暫くした時のことです。
突然歌詞を忘れてしまったようで、少し歌が止まってしまい、笑い声が聞こえる中、動揺した様子もなく、とっさに機転を利かせて?「歌詞を忘れてしまったわ~」と歌い、そのままバンドに演奏を続けさせ、すぐに歌詞を思い出してそのまま歌いきってしまうところです。
こんな事はライブを多くこなしていると、たま~にはあるのでしょうが、それを『没』にせずに、そのままアルバムに収録してしまっているところが驚きです。
いい根性してますね~~~!!
それとも無頓着なだけなのでしょうか?? 

1月13日の記事でも紹介させて頂いた、阪急六甲駅の山側で1月22日にオープンされたジャズバー『音BAR じゃず場』には、開店以来何度か伺っているのですが、

じゃず場の名刺

開店日に伺った時にかけて頂いたLPレコードで印象に残ったのが、アーマッド・ジャマル・トリオの『ALL OF YOU』でした。

0797.jpg

こんなアルバム・ジャケットは見かけたことがなかったので、後で調べてみたところ、
シカゴにあった「ALHAMBRA」という店での1961年のライブを収録したもので、
このアルバムに先行して、同店での同日のライブを収録した『AHMAD JAMAL'S ALHAMBRA』というアルバムがリリースされていて、

0798.jpg

そこに収録されなかった演奏を集めたのがこの『ALL OF YOU』というアルバムのようです。
そしてこの「ALHAMBRA」という店は、先行でリリースされていたアルバムのタイトルからも分るとおり、アーマッド・ジャマル自身が経営していたようで、
ジャマルは当時、所謂「店持ち」だったんですね!! 知りませんでした・・・。

それはそうと、このアルバム、少し調べてみたところ、リリースされた当時の事は分らなかったのですが、1975年以降、日本ではリリースされていないようで、
何とか聴けないものかと探してみたところ、この時代(1959年~1962年)にレコーデングされたオリジナル・アルバム8枚を全て収録した4枚組のCDが見つかったので、早速聴いてみました。
(『AHMAD JAMAL'S ALHAMBRA』の方は、かろうじて2003年にCD化されて日本盤が出ているようです。)

AHMAD JAMAL-THE COMPLETE 1959-1962

演奏内容も良いのですが、1961年のライブ録音にしては、とても録音が良いのに驚かされました。
CD化に際してデジタル・マスタリングが施された結果だとは思いますが、それにしても個々の楽器がクリアに分離良く録音されています。
なのに、同日のライブを収録しているはずの『AHMAD JAMAL'S ALHAMBRA』の方を同じCDで聴いてみたところ、
こちらの録音は、それほどでもない"それなり"の音質だったのが不思議でなりません。
良い状態のテープが見つからなかったのでしょうか・・・。

さて、音質の話はこれくらいにしておくとして、演奏内容で印象に残った事が一つありました。
それは、ドラマーが頻繁に『バスドラムを1小節に4回しっかり踏んでいる』という事です。
ニューオニンズ・スタイルのジャズの演奏ではよく聴かれる奏法だと思いますが、
ビバップ以降の演奏で、ここまでしっかり四分音符をバスドラで踏んでいるのは、珍しいのではないでしょうか?
ライ・クーダーの1978年のアルバムに『JAZZ』というのがあって、これはCDで持っているので、時々聴いているのですが、

RY COODER-JAZZ

1970年のデビュー作『RY COODER』や、

RY COODER-RY COODER

1972年の『INTO THE PURPLE VALLEY』、

RY COODER-INTO THE PURPLE VALLEY

1976年の『CHICKEN SKIN MUSIC』は、レコードで持っているので、長い間聴いていませんでした。

RY COODER-CHICKEN SKIN MUSIC

そこで、この間、これらのレコードをCD化して改めてじっくり聴いてみると、やっぱりいいですね~~~。

という事で、持っていなかった1972年の『BOOMER'S STORY』や、

RY COODER-BOOMERS STORY

1974年の『PARADISE AND LUNCH』もゲットして、

RY COODER-PARADISE AND LUNCH

只今、ライ・クーダーをディグして楽しんでおります。

「レコードのCD化」は、何年か前に集中的にやって、それからずいぶんご無沙汰していましたが、
これをきっかけに、他の眠っていたレコード達も掘り起こしてやって、
"宝の持ち腐れ"にならないようにしようと思っております。

フライトで大阪に来た時には何時も来店してくれるルフトハンザカーゴの機長が先日久しぶりに来てくれました。
彼と色々話しをしているうちに、セロニアス・モンクの話題になったのですが、
彼曰く『モンクは第二次世界大戦のヨーロッパ戦線でドイツ軍と実際に戦ったことがある』そうなんです。
そうだとすると、私の好きなジャケットであるこのアルバムの絵にリアリティーが出て来るのでありました。

Monk-Underground.jpg

店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。

バド・シャンクの『THE BUD SHANK QUARTET』と

BUD SHANK-THE BUD SHANK QUARTET

ジョニー・グリフィンの『THE CONGRIGATION』にしたのですが、

JOHNNY GRIFFIN-THE CONGREGATION

今更ながら、グリフィンの"顔の上半分以上がカットされた"ジャケットは不思議な感じがしてしまいますよね。
アンディー・ウォーホールが描いた絵が最初からこうだったのか?、それとも、サックスのネックの一部もカットされているので、「フランシス・ウルフが、自分が撮った写真を大胆にカットされて嫌がっていた」という、リード・マイルスお得意の(?)トリミングでカットされてしまったのか?
ウォーホールだったら、こんな奇抜な事もしそうですし、このジャケットの場合どちらなんでしょうかねェ~~~~~。
5月になったので、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
"子供の日"の"鯉のぼり"に因んで、魚のジャケットにしてみました。

まず、1枚目は、エルビン・ジョーンズの『LIVE AT THE LIGHTHOUSE』

ELVIN JONES-LALH

灯台の廻りに、魚がウヨウヨ泳いでいる不思議なジャケットです。
『魚(オーディエンス)が、灯台(LIGHTHOUSE)の光(エルビン・ジョーンズ・バンド)に惹き付けられて集まって来ている』ということなのでしょうか?

そして、もう1枚は、渡辺香津美さんの『MERMAID BOULEVARD』

KW-MB.jpg

このアルバム・タイトルから、どうしてこのジャケットになるのかは良く分かりませんが、"鯉?"という意味では"ストライク"ですし、"和"な感じなのもテーマにピッタリなジャケットです。
3月になったので、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
今回は、『ビルの地下への出入り口に、ミュージシャンがたたずんでいるジャケット』にしてみました。

ブッカー・アービンの『GROOVIN' HIGH』と、

BOOKER ERVIN-GROOVIN HIGH

ロッキー・ボイドの『EASE IT』にしました。

ROCKY BOYD-EASE IT

『EASE IT』は、『JAZZ TIME』というレーベルからリリースされているのですが、レコーディングに参加しているケニー・ドーハムの方が知名度があったせいか?、何故か、ジャケットの左側には、日本盤のLPレコードによく付いていた『帯』の様に見えるものがデザインされていて、その上の方にドーハムの写真が印刷されていたりしていますし、

『MUSE』レーベルからは、『同内容、同タイトル、ジャット違い』のアルバムが、『ドーハム名義』でリリースされていたります。

KENNY DORHAM-EASE IT

よく似た感じのデザインで、ハリー・ハリスの『BREAKIN' IT UP』なんていうのも、ありますよね。

BARRY HARRYS-BREAKIN IT UP
去年から暫くそのままになっていたのですが、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
文字が中心に、そしてリーダーの姿が右端に配置されたデザインのジャケットを2枚選びました。

まず1枚目は、バーニー・ケッセルの『TO SWING OR NOT TO SWING』

BARNEY KESSEL-TO SWING OR NOT TO SWING

白地に黒の細かい文字が並んでいますが、よく見てみると、この文字『SWING』という言葉についての辞書の解説文のようです。
『WEBSTER'S』という辞書から引用しているようなのですが、有名な辞書なようです。

そして、もう1枚は、チャーリー・ラウズの『YEAH!』

CHARLIE ROUSE-YEAH

ケッセルのジャケットとは対称的に、黒地に大きい白い『YEAH』という文字が並んでいて、その右横の感嘆符の上の部分がラウズになっています。
ラウズは、モンク・カルテットでの演奏はあまりパッとしませんが、(失礼!)ここではなかなか良い感じです。
先日、東京JAZZが9月3日から9月5日まで開催されましたが、その模様が9月5日にNHK-FMで11時から23時までオンエアされました。
当日のステージの生ライブと前日のライブを収録したという内容とのことでした。
私は、17時頃から聴き出して、久しぶりに(25年ぶり位かも?)エアチェックしました。
その中でも一番興味をそそられたのが、30年ぶりにリユニオンされた渡辺香津美さんの『TO CHI KA』バンドです。
1980年にニューヨークで録音されたアルバム『TO CHI KA』のツアー・メンバー(と言っても、ドラマーのオマー・ハキムがレコーディング・メンバーと違っているだけなのですが)が集まっています。

ということで、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを『TO CHI KA』にしました。
私の記憶では、このアルバム・タイトルは、香津美さんが当時飼っていた犬の名前だったと思います。裏ジャケットに写っている犬が当人(犬)だと思います。(もし、間違っていたらお許しを)

KAZUMI WATANABE-TOCHIKA-OMOTE

KAZUMI WATANABE-TOCHIKA-URA

そして、『TO CHI KA』とペアを組むもう一枚のレコード・ジャケットは、香津美さんが『TO CHI KA』の前にリリースした『KYLYN』にしました。
『TO CHI KA』と同じく原色系でシンプルな色使いなので、統一感があると思ってセレクトしました。

KAZUMI WATANABE-KYLYN

ところで、エアチェックした『TO CHI KA』バンドですが、当然アルバム『TO CHI KA』の曲を中心に演奏しているのですが(6曲やってます。)、他にもコルトレーンの『IMPRESSIONS』や、アルバム『MOBO』からも2曲演奏しております。

KAZUMI WATANABE-MOBO

先日、このエアチェックしたソースをCD化して店でかけていたところ、当店常連さんのピアニストM氏と『ウォーレン・バーンハートが弾いているエレピが、本物のフェンダーローズなのか(私)、サンプリング・キーボードなのか(M氏)?』という話になりました。
フェイザーがかかっていたりして、はっきりとした結論は出なかったのですが、10月5日から、NHKのBS-hiとBS-2で『東京JAZZ 2010』の模様が放映されるので『その時のお楽しみ』ということになりました。
どの曲をセレクトして放映してくれるのかも楽しみです。
店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
週末に、プロ野球のオールスター・ゲームがあったので、こちらもオールスター・メンバーのレコードにしてみました。

まず、1枚目は、『MILESTONE JAZZ STARS IN CONCERT』。
メンバーは、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナー、ロン・カーター、アル・フォスター。

MILESTONE JAZZ STARS-AD

このアルバムは、前回の記事でもご紹介した『V.S.O.P.』のクインテットに対抗して、『MILESTONE』レーベルのオリン・キープニューズが企画した?なんて見方もされていたりするようです。
メンバー的には甲乙つけがたいですが、ジャケット・デザインは、『MILESTONE』に軍配が上がるのでは?ということで、こちらにしました。

HERBIE HANCOCK-VSOP

そして、2枚目は、『JUN FUKAMACHI & THE NEW YORK ALLSTARS LIVE』。東京でのライブ盤です。
メンバーは、深町純、ランディー・ブレッカー、マイケル・ブレッカー、デビッド・サンボーン、マイク・マイニエリ、リチャード・ティー、スティーブ・カーン、アンソニー・ジャクソン、スティーブ・ガッドという超豪華なフュージョン・オールスターです。(この時の大阪公演は聴きに行きました。)

NYAS.jpg

同時期の、よく似たメンバーでのモントルーJFでのライブ盤『ARISTA ALLSTARS ~ BLUE MONTREUX・第1集・第2集』というのもありますが、上記の東京でのライブ盤の方がメンバーもジャケットのデザインも豪華なので、こちらにしました。

BLUE MONTREUX-1

BLUE MONTREUX-2
6月になったので、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
もうすぐ南アフリカでワールドカップが始まるので、サッカーに因んだ???ジャケットにしてみました。

まずは、ボブ・ジェイムスの『HEADS』。

BOB JAMES-HEADS

5セント硬貨(旧硬貨)の表(オモテ)面のジャケットです。(ジャケットの裏側は、バッファローがデザインされたコインの裏面になっています。)
硬貨の表(オモテ)面のことを英語では確か『HEAD』と言ったと思う???ので、このジャケットで、このアルバム・タイトルになっているのでしょうか?
それとも、この硬貨をそのデザインから、『インディアン・ヘッド・ニッケル(別名バッファロー・ニッケル)』と呼ばれていたり、このデザインの前は、自由の女神の顔になっていて、『リバティー・ヘッド・ニッケル』と呼ばれているので、このアルバム・タイトルになったのかもしれません。
(因みに、現在の5セント硬貨は、トマス・ジェファーソンがデザインされているようです。)

そして、これは彼の5枚目のアルバムになるので、5セント硬貨にしたのでしょう。

ボブ・ジェイムスは、このパターンを良く使っていて、次の6枚目が『TOUCHDOWN』というタイトルなんですが、アメリカン・フットボールで『TOUCHDOWN』すると得点が6点なので、このタイトルにしたんだと思いますし、

BOB JAMES-TOUCHDOWN

前々回の記事でもご紹介した『LUCKY SEVEN』(野球の7イニングス目の事)は7枚目のアルバムです。
あちらでは『7星のてんとう虫』が、『4つ葉のクローバー』みたいに、幸運の象徴になっているのでしょうか?????

BOB JAMES-LS

さて、そろそろ話をサッカーとの関係に戻しますが、
サッカーの試合開始前には、『コイントス』をして、勝った方のチームが、攻める方向(エンド)を選んで、負けた方のチームがキックオフをしますよね。確か?
ということで、このレコード・ジャケットを選びました。

そして、もう1枚は、トミー・フラナガン率いるザ・スーパー・ジャズ・トリオの『THE STANDARD』です。

SUPER JAZZ TRIO-THE STANDARD

サッカーで、1試合で1人の選手が3得点することを『ハットトリック』と言いますよね。
3得点の『3』とハットトリックの『ハット』をかけて、このレコード・ジャケットにしました。
でも、このタイプの帽子だと『ハット』ではなくて『キャップ』になるのかも?
でも、まあ、大目に見てやってください。
前回記事のリナ・ホーンに続き、先週ハンク・ジョーンズが亡くなってしまいました。
リナ・ホーンは92歳でしたが、ハンク・ジョーンズは91歳。
追悼ということで、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットをグレイト・ジャズ・トリオの初期のライブ・アルバムにしました。

GJT-LAVV-01.jpg

GJT-LAVV-02.jpg

このトリオのアルバムって野球のジャケットが多いんですよね。
こんな感じです。

GJT-LAVV-AGAIN.jpg

GJT-AL.jpg

GJT-SMPWC.jpg

アメリカ生まれの音楽とスポーツっていうことなんでしょうね。

グレート・ジャズ・トリオ以外にも、曲名に『ワン・ベース・ヒット』、『トゥー・ベース・ヒット』、『スピード・ボール』なんていう野球用語が使われていたり、アルバム・タイトルでは『ラッキー・セブン』っていうのもありますよね。

BOB JAMES-LS
4月になって、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
4月は、入学・入社・転勤・人事異動等、新しい『出発』の月ということで、『青信号』のジャケットにしました。

マイルス・デイビスの『WALKIN'』と、

MILES DAVIS-WALKIN

ポール・チェンバースの『GO』にしました。

PAUL CHAMBERS-GO

ジャケットのクレジットを良く見てみると、『GO』のメンバーで、フレディー・ハバード以外は、全員マイルスのアルバムに参加したことがあるんですよね。
マイルスの影響力って、やっぱり大きかったんですね~~~。

ところで『出発』と言えば、電車の運転手が駅を発車する時に、前方を指差して『出発進行~~~』と言っているシーンを見かけることがあると思いますが、
あれって『さあ、今から出発しますよ~~~。』と言っている様に捉えられている方が多いのではないかと思うのですが、
実は、ちょっと違った意味で言っているんです。 ご存じでした?
始発駅や途中の主要な駅には、プラットホームの電車の進行方向側に信号機が設置されていて、『出発信号』と呼ばれています。
乗客が乗降した後、出発する際に、運転手は、この『出発信号』を確認しなくてはいけないのです。
信号が『青』だったら出発してよいのですが、そのとき信号を指差して確認したことを声に出して言わないといけないんです。
そして『青』のことを『進行信号』と呼んでいるので、
「出発信号が『進行(青)』になっています。」ということを『出発進行』と縮めて言っているんです。
だから、もし信号が『黄色(注意信号)』だったら『出発注意』と言って発車しますし、『赤(停止信号)』だと『出発停止』と言って、信号が変わるまで出発できません。
この他にも、終着駅や途中の主要な駅の手前には『場内信号』というのが設置されていて、この信号の色を運転手が確認して『場内進行』、『場内注意』、『場内停止』なんて言ってから、駅に入っていったり、止まったりしてるんです。
(鉄道会社によっては、少し表現が違っていたりするかもしれません。)

P.S. 私は鉄道マニアではありません。
1月になって、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
昨年の『鍵盤系』に引き続いて、楽器シリーズで行ってみようということで、
今回は、『サックスだけが写っている』ジャケットにしてみました。

まずは、フィル・ウッズとジーン・クイルの『PHIL TALKS WITH QUILL』

PHIL TW QUILL

そして、リッチー・コールの『ALTO MADNESS』にしました。

ALTO MADNESS

『サックスだけが写っている』ジャケットって結構少ないんですよね。
ミュージシャンがサックスを吹いているジャケットなら腐る程あるんですけど・・・。

他にも、スーパーサックスの『PLAYS BIRD』なんてのも候補にはしました。

SSPB.jpg
11月になって、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
今回も前回に引き続き『鍵盤系』にしました。
少し違うところは、前回が『鍵盤だけ』だったのを今回は『鍵盤with横顔』にしたことです。
別に11月と関連性はないのですが・・・・・。
テンション下がってしまいましたけど、気を取り直してご紹介しましょう。
まず1枚目は、バド・ハルウエルの『THE GENIUS OF BUD POWELL』

BUD POWELL-TGOBP

そして、もう1枚はテディー・ウイルソンの『MR.WILSON』にしました。

TEDDY WILSON

年内は、これでいきます。

P.S. 突然ですが、ここでチョット、クイズを出題してみます。

    次の人物の職業は何で(だったで)しょう?

    『マイケル・ジョーダン』
    『マーク・ジョーダン』
    『マイケル・ジョンソン』
    『マーク・ジョンソン』
    『マイケル・ジャクソン』

    次の中から選んでください。

    『陸上選手』
    『評論家でライター』
    『バスケットボール選手』
    『歌手』
    『ベース奏者』

    同じ職業がダブらないという条件(ここがポイント)
    で答えて下さい。
    チョットひねってますので、ヒントを出しときます。
    ポイントは、『マーク・ジョーダン』と
    『マイケル・ジャクソン』で、
    当ブログの過去の記事にも少しヒントがあります。

正解は、次回の記事でお知らせします。お楽しみに。
9月になったので、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットも更新しました。
今回は、『鍵盤系ジャケット』で夏から秋への季節の移ろいを表現してみました。

ソニー・クラークの『SONNY CLARK TRIO』と

SONNY CLARK TRIO

ケニー・バロンの『IMO LIVE』です。 このジャケットは2回目の登場です。

KB-IL.jpg

ケニー・バロンのアルバムは、1982年に東京の『いもはうす』というところで収録されたライブ・アルバムで、バロンの他は、バスター・ウイリアムス(b)、ベン・ライリー(ds)というメンバーです。
『いもはうす』で収録されたので『IMO LIVE』というタイトルになったということで、決して演奏内容が『イモ(死語!?)』だということではありませんので、・・・・・念のため。
いよいよ夏本番ですね。
そこで、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを夏仕様にしました。

1枚目は、グレート・ジャズ・トリオの『DIRECT FROM L.A.』
当時流行ったダイレクト・カッティングという方法で記録されたレコードです。

GJT-DFLA.jpg

そして、もう1枚は、増尾好秋の『SAILING WONDER』
『エレクトリック・バード』という日本のレーベルの第一弾アルバムだったと思います。

MASUO-SAILING.jpg