Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

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ウエス・モンゴメリーが1965年にオランダのテレビ番組に出演した時の映像です。

バックのミュージシャンは地元オランダのピム・ヤコブス(p)のトリオ。
ここで、「The End Of A Love Affair」という曲を演奏するのですが、
ピアノのピム・ヤコブズがこの曲を知らなかったようで、
ウエスが曲を教えるリハーサルのシーンがあります。

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非常に興味深いシーンで、英語が分からないので詳しいことは不明ですが、
どうもウエスが曲の構成やコード進行を教えているようです。

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ウエスは譜面が苦手だというのはよく聞く話ですが、
ここでもギターを弾きながら口頭で教えています。

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ピム・ヤコブズもそれを聞いてすぐに理解したようで、本番の演奏が始まるのですが、
さすがにピアノのアドリブになると「手探りで弾いている」という感じです。

話が少し戻りますが、
ウエスがピム・ヤコブズに曲を教えている時に、ドラマーの姿が一瞬映るのですが、

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もろに「暇やなあ~~~。」という感じです。
よくある「ドラマー仲間外れ」状態です。


1964年オランダでのデクスター・ゴードンの映像です。

とあるジャズクラブに一人の男が歩いて来て、

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ドアを開けて、

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入って来て、

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コートと帽子をバーテンダーに預けたかと思うと、

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いきなり今まで演奏していたピアノ・トリオの中に入って来て、

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ピアノの後ろからテナーサックスを取り出すのですが、
これが、デクスター・ゴードンだったという「芝居がかった」演出で演奏が始まります。

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ここで、ドラムを叩いているのがダニエル・ユメール。
後に、フィル・ウッズのヨーロピアン・リズムマシーンに参加するドラマーです。(ピアノを弾いているのも同じくヨーロピアン・リズムマシーンに参加することになる、ジョルジュ・グランツです。)

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このユメール、よく観ていると、かなり気持ち悪いんです。

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というのも、ハイハットが右側に、フロアタムが左側に置いてあるので、左利きのドラマーかと思いきや、
トップシンバルのレガートは右手で演っていて、「アレ、右利き?」と思わせます。
しかし、フォーバースになると左手リードになったり、シンバルのクラッシュ&ミュートでは左手でクラッシュして右手でミュートしたりして、「やっぱり左利きだったのか」と引き戻されるのです。
かなりの変則ドラマーです。
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デクスター・ゴードンの1963年スイスでの映像です。

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ここでドラムを叩いているのがアート・テイラー。
彼の映像は、なかなか無いと思います。 貴重です。
ところで、彼が使っているドラムが当時としては珍しくシンプルな色(柄)。
当時は、「〇〇マリンパール」とか「〇〇ダイヤモンド」とか「〇〇スパークル」とか言った派手な色(柄)が主流だったと思います。
でも、彼のシンプルなプレイとピッタリ合っていて良い感じです。
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こちらは、1958年スウェーデンでのサラ・ヴォーンです。

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ここでベースを弾いているのが以外にもリチャード・デイビス。

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眼鏡をかけていたりして、チョツト見彼とは分かりません。
あけまして、おめでとうございます。
年末は少し忙しくて、更新が滞ってしまいました。
さて、それでは。

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サラ・ヴォーンの1967年スウェーデンでの映像です。

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ここでピアノを弾いているのが何とボブ・ジェームス。
サラのバックで彼が演っていたなんて知りませんでした。
ちょっとビックリしました。