Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

タワー・オブ・パワー(TOP)といえば、先日BSフジでオンエアされている小林克也さんがDJの懐かしい番組「ベストヒットUSA」にTOPが出演していました。

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エミリオ・カスティーヨ(ts,vo)、フランシス・ロッコ・プレスティア(b)、デビッド・ガリバルディー(ds)、ステファン・ドック・カプカ(bs)というオリジナル・メンバー4人が出演していました。

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ここで、小林克也さんがインタビューするのですが、
インタビューの最中にリーダーのエミリオ(左端の人)が、何かゴソゴソしているなと思って見ていると、

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レコードのジャケットをビニール・カバーにしまっているんです。

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たまたまテーブルの上にディスプレイしてあったレコードに興味を持ってジャケットからレコード盤やライナーを出したりして見ていたんでしょうか。
几帳面にそれを元に戻していたと思われます。

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そして、よく見るとこのアルバム、クインシー・ジョーンズの「WALKING IN SPACE」です。
「昔、良く聴いたアルバムで懐かしい!!」なのか「聴いたことないけど、昔から気になっていたんだよな、このアルバム」なのか「クインシーでこんなのあったのか!!」なのか、興味津々です。
2006年のモントルー・ジャズ・フェスティバル出演時のタワー・オブ・パワー(TOP)の映像です。

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ここで、何曲かでカルロス・サンタナがゲストで参加しているのですが、

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サンタナ・バンドのキーボード・プレーヤーのチェスター・トンプソンも参加しています。

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実は、この人TOPの初期のメンバーだった人で、久しぶりの共演とあってか、とても楽しそうにハモンドB3を演奏しています。
「故郷に錦を飾った」といったところでしょうか。

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この人、1971年には「BLACK JAZZ」というレーベルから、こんなアルバムも出してます。

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レイ・チャールズの生涯を映画化した「レイ」。

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2004年のアカデミー賞で主演男優賞等を受賞しました。

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この作品の中で、ジェイミー・フォックス演じるレイ・チャールズは
デラ・ビーという女性と結婚して二人の間に子供も生まれるのですが、
レイは、バック・コーラスの女性と不倫してしまうのです。

その女性がホテルの部屋からレイの自宅に電話をかけてくるシーンがあります。

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彼女が「ジンも買ってあるから、部屋に来てほしい。」と頼みますが、

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レイに迷惑そうに断られて、


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そのジンを自棄飲みします。

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ここでこの女性が用意したジンが、オランダの「ボルス」というメーカーの「ジュネヴァ」なのですが、「ロンドン・ドライ・ジン」ではないところがなかなかシブイです。
でも、「ボルス」ではなく「ノールド」のジュネヴァにしていれば、もっとシブ~~~イ感じになったのではと思うのですが。

(注)オランダはジン発祥の地で、今でも伝統の製法で造られているものが多く、ジュネヴァと呼ばれています。オランダ国内では、イェネーフェル(GENEVER)とかイェネーファ(GENEVA)と呼ばれているそうです。
バディー・リッチ・オーケストラの1986年7月ドイツでの映像です。
リッチ以外のメンバー全員が辛子色のスーツで統一されているなか、

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最後の曲の時だけ、ファースト・トランペットと思われるこの人だけが白いポロシャツと水色のスラックスに着替えているんです。

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エリック・ミヤシロ(tp)は「入団して1~2年は、口もきいてもらえなかった」だとか、永年在籍していたスティーブ・マーカスでさえ「リッチの晩年になって、ようやく彼から『最近やっとまともなソロがとれるようになった』と言われた」とか、バンド・メンバーに厳しいリッチが、一人だけこんな服装を許すとは思えません。

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このトランペッターのスーツに何かハプニングがあったのではないかと思うのですが、
エリック・ミヤシロさんにそのあたりの事情を聴いてみたいものです。