Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

この間、以前の記事でも書いた、『フランク・ザッパ・フリーク』のドイツ人パイロットが来てくれました。
12月20日に大阪に着いたばかりで来てくれたのですが、『今回は次のフライトまでに5日あるので明日から沖縄へ遊びに行って来るけれど、12月24日にもう一度来るよ』と言ってその日は帰りました。
そして、12月24日にもう一度来てくれた時に『フランク・ザッパの写真』を額に入れてクリマス・プレゼントとしてくれました。
ギターのヘッドに差したタバコから出る煙がザッパの顔の廻りに漂っている様がいい感じです。

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ところで、この写真、ただのザッパの写真ではありません。
額の裏に張られたクレジットを見ると『1984年10月2日(火)のドイツでのコンサートで午後9時15分に撮影した』ということになっています。
そうなんです。彼がザッパを聴きに行った時に撮った写真なんです。
彼の父親がニューズウィークの関係の人で、そのコネクションからプレス・カードを手に入れることが出来たので堂々と撮影することが出来たそうです。
素敵なプレゼントを貰って、いいクリスマスになりました。

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そしてこの時、彼はある曲でザッパ・バンドの演奏に合わせて歌ったらしいのですが、その時、彼の隣で盗み録りをしていた人がいたらしく、そのソースが後にブートレックとして出回り、『ザッパ・フリーク』の彼がそのCDを入手して、『自分の歌がそのCD入っていて驚いた』という落ちまで付いています。
『そのCDは、500枚位しかプレスされてなくて入手困難なので、今度来るときには、そのCDをコピーして来るよ』と言っとりました。
楽しみです!!!
2008年9月7日ブルーノート東京でのジョイスのライブ映像です。

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今年は、『日本人のブラジル移民100周年』『ボサノバ誕生50周年』で、ジョイス自信も『デビュー40周年』という記念の年とのこと。
その上、このライブが収録された9月7日は『ブラジルの独立記念日』という偶然も重なっています。

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ここで、ジョイスが使っているギターなのですが、
サイレント・ギターのように、ボディーがなく、ボディーの形をしたフレームが付いています。そして、スタインバーガーのようにヘッドがなく、テールピースの位置にヘッドのような物が付いていて、ペグも付いていて、ここでチューニングが出来るようになっているようです。

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ボディーがないので、ヘッドがない方が重量バランスが良いのかもしれません。
また、チューニングする時もヘッドの位置へ手を伸ばすより、テールピースの位置にペグがある方がストレスが少ないような気もします。
ある意味、合理的な配置になっているのかも?
店内に飾っているレコード・ジャケットを『乗り物』系(?)にしました。
一枚は、ソニー・クリスの『ゴー・マン』。
『Vespa』に二人乗りしているカップルがクールでお洒落な感じです。
前の男性が何となくスタン・ゲッツに似ているような.....。

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そして、もう一枚は、セロニアス・モンクの『モンクス・ミュージック』。
モンクが乗っている物が何なのか分かりませんし、どうしてこのジャケット・デザインなのかも分かりません。
モンクの音楽を初めて聴いた時をイメージして、『何これ!!!』という印象を狙ったのでしょうか。

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それにしても、カメラマンか、デザイナーか、プロデューサーか、誰か分かりませんが、モンクにこのポーズをとらせるとは、『いい度胸している』というか『怖いもの知らず』というか.....。
前々々回の記事で、アル・ジャロウのライブ映像を取り上げましたが、
私のアル・ジャロウのフェイバリット・アルバムは2作目の『グロウ』なんです。

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このアルバム、プロデューサーがトミー・リピューマという人なんですが、
この人、マイケル・フランクスの『アート・オブ・ティー』

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『スリーピング・ジプシー』

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といった私のお気に入りのアルバムをプロデュースしていて、
あのジョージ・ベンソンの大ヒット作『ブリージン』も彼のプロデュースです。

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これらのアルバムには、何か共通したトミー・リピューマの雰囲気が漂っていて、その雰囲気がとても気に入っております。

最近では、ダイアナ・クラールの『ルック・オブ・ラブ』も手掛けています。

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このアルバムでダイアナ・クラールはガーシュインの『スワンダフル』をミディアム・スローのボサノバで歌っています。
この曲、普通は『AABAの32小節』という構成だと思うのですが、
このアルバムでクラールは、前半の『AAB』までは、8小節×3で歌っているのですが、最後の『A』の部分を7小節にしています。
『スワンダフル~~~~』で2小節使って、3小節目から『マーベラス~~~~』と歌うところを、2小節目から『マーベラス~~~~』に入ってしまい7小節にしています。
一聴すると、『リズム感の悪い人が、カラオケで1小節早く入ってしまった』みたいに聞こえてしまいます。
スリップ・ビート的な効果を狙ったのでしょうか?
なかなか勇敢なアレンジだと思うのですが、どうでしょう?
ところで『仲良し』と言えば、セロニアス・モンクとバド・パウエル。
『モンクが、パウエルのドラッグ所持をかばってキャバレー・カードを取り消されて、ニュー・ヨークのクラブで演奏出来なくなった(1951年~1957年)』という話は有名ですよね。

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その『お礼』というわけではないのでしょうが、パウエルもモンクの曲を収録した『A PORTRAIT OF THELONIOUS』というアルバムをリリースしています。(1961年録音)

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しかし、モンクとパウエルってどんな会話をしていたんでしょうか?
想像ができません!!!

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