Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

クルセイダーズが2008年のモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演した時の映像です。

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「BALLAD FOR JOE」と個人的にとても懐かしい「SWEET 'N SOUR」の演奏が収録されています。

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「BALLAD FOR JOE」では、期待していなかった(ごめん)レイ・パーカーJr.が、なかなか渋いソロを聴かせてくれます。

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ところで、ここでジョー・サンプルがフェンダー・ローズが横に置いてあるのに、わざわざヤマハのデジピのローズ風の音で演奏しているのです。

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よほどフェンダー・ローズのコンディションか悪かったのでしょうか?
納得できません!!!
さて今回の主役は、ヘイゼル・スコットというこの女性。

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彼女の1955年の映像です。

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彼女はピアノを弾きながら唄うので、今でいうならダイアナ・クラールといったところです。
ここでは、『FOGGY DAY』を唄っております。

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「そんな人知りません!!」という方は、このアルバムを聴いてみてください。
アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの代表作の一枚『AU CLUB ST.GERMAIN』のVOL.2です。
ここで彼らは代表曲『MOANIN'』や『BLUES MARCH』を演っているのですが、
その演奏に『声かけまくり』の人がおります。
そうです!! その方が「変なオジサン」じゃなくて、このヘイゼル嬢なんです。
このアルバムでは、曲名がなんと『MOANIN' WITH HAZEL』となっております。
それだけ、この時のヘイゼルの「かけ声」というか「叫び」にはインパクトがあります。
この演奏は1958年12月21日なので、この映像から3年後ということになりますが、
3年間でよくここまで元気でパワフルになられたものだと感心いたしております。

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ところで、この時ベースを弾いているのが何とあのチャールズ・ミンガス!!
いや~~~、こんなところで演っていたとは。
いやいや、チョツト待ってください。
ミンガスを従えていたということは、もともと「パワフル」だったのかも.....。

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前回の記事で取り上げたアリスタ・オールスターズの『BLUE MONTREUX』というアルバム。

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1978年7月21日と22日のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの演奏を収録したものです。
特にマイク・マイニエリ作曲のアルバムのタイトル曲『BLUE MONTREUX』がとても気に入っています。
ところで、このアルバムの映像版が今回ご紹介する映像で、21日の方のステージを収録していて、
ここでも、この曲が収録されているのですが

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曲名のクレジットが『BLUE MOON』となっています。

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そして、モントルーから約2ケ月後の9月17日~19日に少しメンバーが入れ替わって豪華な顔ぶれになったバンドでの東京公演のライブ・アルバムがこの『THE NEW YORK ALL STARS LIVE』なのですが、

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この時の19日のライブが当時FM放送でもオンエアされていて、そこではアルバムに収録されていない『BLUE MONTREUX』等3曲の演奏が聴けるのですが、
この時もギターのスティーブ・カーンが曲名を『BLUE MOON』と紹介しているのです。
思うに、『BLUE MOON』がオリジナル・タイトルだったのをモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ盤をリリースするにあたって『MOON』を『MONTREUX』に変えてしまったのではないかと.....。