Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

以前の記事で、ご紹介したメド・フローリー率いるスーパーサックスの1981年ハリウッドでのライブ映像なのですが、

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最近また、じっくり観る機会があったのですが、新たな発見がありました。

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ライブの最後で、チャーリー・パーカーの『SCRAPPLE FROM THE APPLE』を演奏するのですが、
リーダーのメド・フローリーがメンバーにカウントを出す時に、ファッツ・ウォーラーの『HONEY SUCKLEROSE』という曲をスキャットで唄いながらテンポを指示しているんです。
パーカーが『SCRAPPLE FROM THE APPLE』を作曲する時にこの曲のコード進行をベースにしたと言われていんですが、その曲をカウントを出す時に使うとは何て『お洒落』で『カッコイイ~~~』んでしょう!!! 素晴らしいです。
また、それを聴いたメンバーもメンバーで、
すぐ横にいるテナーのレイ・リードが「おっ!」というような表情でメドの方を見たかと思うと、

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その後すぐに「ニタッ」と笑って反応しております。(写真ではチョット分かり難いですが・・・。)

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メド・フローリーも、やった甲斐があったというものです。
勿論、オーディエンスには聞こえていないと思いますので、映像ソフトならではの楽しみ方と言えるでしょう。
いよいよ夏本番ですね。
そこで、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを夏仕様にしました。

1枚目は、グレート・ジャズ・トリオの『DIRECT FROM L.A.』
当時流行ったダイレクト・カッティングという方法で記録されたレコードです。

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そして、もう1枚は、増尾好秋の『SAILING WONDER』
『エレクトリック・バード』という日本のレーベルの第一弾アルバムだったと思います。

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ソニー・ロリンズの1959年スウェーデンでの映像です。
1950年代のロリンズの映像は貴重だと思います。

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ところで、ここでドラムを叩いているのは、ジョー・ハリスという人なのですが、バス・ドラムのフロント・ヘッドには『EJ』と書いてあります。
誰かのドラムを借りたのでしょうか?
それとも何か別の意味があるのでしょうか?
『○○ジョー』とかいうニックネームでも付いているのかも・・・。

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そして、もうひとつ1959年のロリンズの映像をご紹介しましょう。
同じヨーロッパ・ツアーで訪れたオランダでの映像です。
ここで、ロリンズは何故か眼鏡をかけています。

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この時代、サングラスをかけたレコード・ジャケットは結構ありますが、眼鏡をかけたものはあまり見た記憶がありません。

もう少し後になって、1973年の来日公演をライブ録音した『イン・ジャパン』や

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同じく1973年のモントルー・ジャズ・フェスティバルのライブを録音した『ザ・カッティング・エッジ』のジャケットで眼鏡らしきものをかけていますが、これもサングラスっぽいです。
光が当たると黒く変色するっていうのありましたよね。(今でもあるのかも?)

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何年か前まで髪を黒く染めていたという、お洒落にも気を使うロリンズですから、『伊達眼鏡』だったんでしょうね。
以前、当店の某常連さんが『下半分が無いベースを観た』とおっしゃっていたことがあり、その時は、「そんなの本当にあるんですか~~~?」なんて言っていたのですが、最近それらしきベースを使っている映像を2つ発見しました。

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まず最初は、ディー・ディー・ブリッジウォーターが2002年にオランダのノース・シー・ジャズ・フェスティバルに出演した時の映像で、アイラ・コールマンが『ソレ』を使っています。

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ほら、こんな感じです。

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そして、もう一つは、カイル・イーストウッド(b)が今年の6月にブルーノート東京に出演した時の映像です。
(彼は、俳優で映画監督のクリント・イーストウッドの息子さんです。)

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チョット分かり難いかもしれませんが、

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こんな感じです。

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でも何故こんなベースを使うのでしょうか?
運搬が楽になるのは分かりますが、『それならいっそエレクトリック・アップライト・ベースにしてしまえばよいのでは・・・?』なんて思ったりもします。
アコースティックなサウンドを残しつつコンパクトにということなんでしょうか?
それとも、ボディーを小さくすると航空運賃が安くなったりして・・・・・・。
ボディー削減で経費も削減ですか?(笑)
先頃、マイケル・ジャクソンが亡くなって大騒ぎになってますが、
彼が50歳で亡くなったということで、先日、某常連さんと『50歳で亡くなったジャズメンは?』という話題になりました。

当日は、ビル・エバンスや

BILL EVANS

ボブ・バーグといった51歳で亡くなった人の名前は出たのですが、

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50歳で亡くなった人は分からずじまいでした。

その後調査してもらったところ、ソニー・クリスが50歳で亡くなっていたことが分かり、一件落着。

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ところで、マイケル・ジャクソンといえば、同姓同名のビールやウイスキーの本を出している人がいるのをご存じですか?

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イギリス人で、2007年に65歳で亡くなっています。