Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

来る11月24日(火)、当店から徒歩約3分のところにあって、昨年(だったと思います。)竣工オープンしたブリーゼタワーという高層ビル内に復活した『サンケイホールブリーゼ』で、ベニー・グリーン・カルテットのコンサートがあります。
バックを固めるのは、ピーター・ワシントン(b)とケニー・ワシントン(ds)という超売れっ子の強力コンビ。それにNY在住20年という井上智(g)が加わるという布陣。
なかなか良いメンバーで期待できます。
料金も4200円という今時嬉しいお手頃価格で、聴き逃す手はないでしょう。19時開演です。

BENNY GREEN-FLYER

ところで、ぜんぜん関係のない話しに飛んでしまうのですが、
この間、お客さんから頂いたフェデリコ・フェリーニ監督の『アマルコルド』という映画を観ていたところ、『霧』がかかっているシーンがありました。
私が子供だった頃は、結構『霧の日』って多かったと思うのですが、最近というか、ここ20年位は、そんな日はなかったような・・・・・。
これも都市化や温暖化が進んだせいなんでしょうか?
風情がなくなってしまいましたねぇ~~~。
またまた今回も、今年の東京JAZZからで、ジョン・スコフィールド・グループの映像です。

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今回のバンドは、彼の最新作『PIETY STREET』というニューオリンズ・ミュージックをテーマにしたアルバムからの曲を演奏していて、

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レコーディング・メンバーのジョン・クリアリー(vo、p)も参加しています。

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ジョンスコは20年前にも、ニューオリンズ・ファンクの元祖的なバンド『ミーターズ』の「シシー・ストラット」という曲を『FLAT OUT』というアルバムで取り上げたりしているので、ニューオリンズの音楽は昔から好きだったのではないでしょうか。
そして『PIETY STREET』には、何とミーターズのベーシスト、ジョージ・ポーターも参加しているんです。

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JS-FLAT OUT

ところで彼は、今回の東京JAZZでは自分のバンド以外に、マッコイ・タイナー・トリオにもゲスト参加しているのですが、
これはマッコイが最近リリースした」『GUITARS』という彼がギタリストと初めて共演したというアルバムでの繋がりからという事だと思うのですが、
何とこのアルバムには、オールマン・ブラザーズ(ロック・グループです。)のドラマー「ブッチ・トラックス」の息子の『デレク・トラックス』というマッコイからはイメージしにくいギタリストまで参加していて驚いてしまいます。

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さて、この辺で話しを東京JAZZのジョンスコに戻しましょう。
彼は、今回のバンドではジョン・クリアリーのヴォーカルを大きくフィーチャーしているのですが、クリアリーと一緒にジョンスコも少し歌ってたりしています。

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彼の歌声は初めて聴きましたが、ラリー・カールトンやロベン・フォードなんかと違って、なかなか渋い声してます。
さて、今回も今年の東京JAZZからで、
チャイナ・モーゼスという女性ヴォーカルの映像です。

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彼女は、女性ジャズ・ヴォーカルの実力者ディーディー・ブリッジウォーターとテレビ映画『ルーツ』の監督ギルバート・モーゼスが両親という女性で、
最近、ダイナ・ワシントンをテーマにした『DINAH'S BLUES』というCDをリリースしています。

CHINA MOSES-DB

東京JAZZのステージでも、このアルバムからの曲を歌っているのですが、曲間でダイナのことを紹介するシーンでは、日本人オーディエンスにより良く理解してもらおうと、トークの内容を大きな紙に日本語で書いて見せながら喋っております。
なかなか親切で好感が持てます。

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そして、そのトークの後、『CRY ME A RIVER』を歌うのですが、バッキングのベースラインがマイルスの『TUTU』のベースラインを使っております。
ちょっと待ってください。
マイルスの晩年のライブ映像で、ライブの最後でメンバーを紹介する時に、マイルスが白いプラカードにメンバーの名前を書いて紹介していたシーンを思い出しました。
となると、さっきのトークの内容を大きな紙に書いて喋っていたのもマイルスのアイデアを参考にしたのかも・・・・・。
考え過ぎですか???

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ところで、このチャイナ・モーゼス、
ルックスや歌い方や声の質まで母親のディーディーに似ているんですが、
一番似ているところは、何と言っても『ガハハ』と大笑いした時で、ディーディーそっくりです。
先日、NHKのBS-hiで東京JAZZ2009の模様がオンエアされました。
今年の出演者の中で私が最も注目していたのが『L'IMAGE』というグループ。

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以前の記事でもご紹介したバンドで、
約30年前に活動していたのにレコーディングの機会がなく先般再結成して初めてCDをリリースしたというフュージョン・バンドです。

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懐かしいマイク・マイニエリの『LOVE PLAY』なんて曲も演っているのですが、ライブでも30年前とは違って大人のフュージョンという趣になっております。

そして、大人になったのは演奏だけではなくて、メンバーの風貌にも表れていて、マイニエリをはじめとして、

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スティーブ・ガッド

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ウォーレン・バーンハート

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デビッド・スピノザと見事に白髪になっております。

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ついでに、神保彰バンドで同フェスに出演していたエイブラハム・ラボリエルもご覧のとおり見事に白くなっております。

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唯一、トニー・レビンだけは原型(?)を留めておりました(笑)

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