Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

1975年に渡米し、30年以上もニューヨークで活躍しているというドラマー、タロー・オカモトさんが来日し、今月、関西でも、SUB、グラバー邸、カフェミント、ベイズンストリート、B-ROXY等でライブをしていたようです。

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ご本人は、今までさんざん言われて来てウンザリされているでしょうが、やはり『芸術は爆発だ!!』の岡本太郎さんを自然に連想してしまいます。
岡本さんと言えば、1970年開催の大阪万博での『太陽の塔』を連想してしまいますが、

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『太陽の塔』がある大阪府吹田市では、マンホールの蓋のデザインに『太陽の塔』が使われているんです。 ご存じでした?

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ほら、蓋の中央に、こんな感じです。

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ジョージ・ウエインがニューポートJFの海外公演用に企画したという『ジャイアンツ・オブ・ジャズ』の1971年11月9日コペンハーゲンでの公演の映像です。

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メンバーは、ディジー・ガレスピー(tp)、カイ・ウインディング(tb)、ソニー・スティット(ts、as)、セロニアス・モンク(p)、アート・ブレイキー(ds)、アル・マッキボン(b)という超豪華な組み合わせ。
ジョージ・ウエインだからこそ出来たキャスティングと言えるでしょう。
この年のツアーの模様は、ロンドン、パリ、ベルリン、ミラノ、ワルシャワ、ベオグラード等でのライブ録音がレコードやCDでリリースされているようです。

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映像版では、以前チェコのプラハでの映像もリリースされていましたが、

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チェコ版はモノクロだったのですが、このコペンハーゲン版はカラーになっております。
当時の東欧と西欧ではTV技術の進み方に差があったと言うことなんでしょうね。

演奏の雰囲気もコペンハーゲンの方がリラックス?している感じで、その顕著な例が『TIN TIN DEO』でのガレスピーのプレイで、何が気に入らないのか『ソロの途中で吹くのを止めてしまい、自分の口やトランペットのマウスピースのあたりを布で拭いてから"おもむろに"また吹き始める』といったシーンが2度あります。
(リラックスしていると言うか、緩んでいるというか!?)

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また、ラストの『A NIGHT IN TUNISIA』ではソニー・スティットのソロの時に、アート・ブレイキーのバ
スドラムのフットペダルがネジが緩んだのか、外れかけたようで、何とガレスピーがフロアタムを退けて、ブレイキーの足下にしゃがみ込み、フットペダルをバスドラムに固定しているネジを締め直して治してしまうんです。

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ステージ横にスタッフはいなかったんでしょうか?
出来れば、ガレスピー自信のネジも締め直してもらいたかったものです。(笑)

そして、ブレイキーはブレイキーで、曲のエンディングのドラムソロが終わると同時にスティックを大きく上に放り投げるパフォーマンスを披露。

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やはり、プラハとコペンハーゲンではオーディエンスのリラックス度合いが違っていたんでしょうか?
チェコではこの3年程前に、チェコ政権の改革路線(プラハの春)に懸念を持ったソ連が軍事介入したりしてましたからねぇ。
でも、そんな事件があったのに、この公演以外にも、サラ・ヴォーンの1978年のチェコでの映像もあったりします。(以前の記事でもご紹介しました。)
そんな風に、ソ連のプレッシャーにも屈せずに、アメリカのジャズ・メンを呼んで公演をしてしまう当時のチェコも、たいしたもんですね。
さて、前回の記事で出題したクイズの答えですが、

『マイケル・ジョーダン』は、『バスケットボール選手』
『マーク・ジョーダン』は、『歌手』
『マイケル・ジョンソン』は、『陸上選手』
『マーク・ジョンソン』は、『ベース奏者』
『マイケル・ジャクソン』は、『評論家でライター』

というのが、正解です。

『ポイントは、マーク・ジョーダンとマイケル・ジャクソン』とヒントを出しましたよね。
『マイケル・ジャクソン』は、先頃亡くなって話題になった超有名なソウル・ポップ歌手が誰にでも知られていますが、その筋では「知る人ぞ知る」お酒の評論家で、そういう本も書いている同姓同名のイギリス人がいるんです。
そして、『マーク・ジョーダン』は、AOR系の歌手なんで、『歌手』をダブらせない為には、『マイケル・ジャクソン』は、『評論家でライター』ということになる訳です。

ところで、この『マーク・ジョーダン』というAOR系の歌手なんですが、
先日、当店常連のお二人、ピアニストM氏とS氏がジェイ・グレイドン(g)の話題で盛り上がり、ジェイ・グレイドンが良い演奏をしているアルバムということで、マーク・ジョーダンの『BLUE DESERT』が話題になったのですが、恥ずかしながら、私、この人知りませんでした。

MARK JORDAN-BLUE DESERT

ジェイ・グレイドンの事は、マンハッタン・トランスファーの『EXTENSIONS』や

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スティーリー・ダンの『AJA』では知っていたのですが、

STEELY DAN-AJA

この時初めて『マーク・ジョーダン』の存在を知り、クイズを思い付いたという訳です。
ところが、この『BLUE DESERT』というアルバムは現在廃盤状態のようで、入手不可能みたいです。
是非、聴いてみたいのですが・・・・・。

P.S.
M氏に教えていただいたジェイ・グレイドンのDVD『AIRPLAY FOR THE PLANET LIVE IN JAPAN』は買ってしまいました。

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そして、これも・・・・・。

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11月になって、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
今回も前回に引き続き『鍵盤系』にしました。
少し違うところは、前回が『鍵盤だけ』だったのを今回は『鍵盤with横顔』にしたことです。
別に11月と関連性はないのですが・・・・・。
テンション下がってしまいましたけど、気を取り直してご紹介しましょう。
まず1枚目は、バド・ハルウエルの『THE GENIUS OF BUD POWELL』

BUD POWELL-TGOBP

そして、もう1枚はテディー・ウイルソンの『MR.WILSON』にしました。

TEDDY WILSON

年内は、これでいきます。

P.S. 突然ですが、ここでチョット、クイズを出題してみます。

    次の人物の職業は何で(だったで)しょう?

    『マイケル・ジョーダン』
    『マーク・ジョーダン』
    『マイケル・ジョンソン』
    『マーク・ジョンソン』
    『マイケル・ジャクソン』

    次の中から選んでください。

    『陸上選手』
    『評論家でライター』
    『バスケットボール選手』
    『歌手』
    『ベース奏者』

    同じ職業がダブらないという条件(ここがポイント)
    で答えて下さい。
    チョットひねってますので、ヒントを出しときます。
    ポイントは、『マーク・ジョーダン』と
    『マイケル・ジャクソン』で、
    当ブログの過去の記事にも少しヒントがあります。

正解は、次回の記事でお知らせします。お楽しみに。
1981年6月、ニューヨークの老舗ジャズ・クラブ『ヴィレッジ・ヴァンガード』での"マッドマン"リッチー・コール・クインテットの演奏を収録した映像です。

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クラブの名物オーナー、マックス・ゴードンの在りし日の姿も"マッドマン"の曲間の紹介でチラッと写ったりします。

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さて、ここでも"マッドマン"は、イケイケ、ノリノリで面目躍如のプレイを展開しているのですが、もう一人凄い方がおられます。
その人の名は"ワイルドマン"ボビー・エンリケス!!!!!
フィリピン出身のピアニストで、"マッドマン"に勝るとも劣らないプレイは迫力満点。
拳骨や肘打ちまで駆使して、その名のとおりワイルドな演奏を堪能させてくれます。

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でも、気になる事が二つ。
長袖シャツの袖のボタンを外したままでワイルドな演奏をしているので、袖がヒラヒラして、気になってしょうがないんです。
本人は"ワイルドマン"なんで気にならないんでしょうが、見ている方は気になって気になって・・・・・。

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それと、もう一つ。
この人、元チャンプの輪島功一さんに似ていると思いません?