Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

さて、今回もサラ・ヴォーンなんですが、昨年たまたまた、ネットオークションで『SWINGTIME VIDEO 4』というLDを落札してしまいました。
これには、ナット・キング・コールの1950年~1952年やサラ・ヴォーンの1951年なんていう映像が入っていたので、ついついクリックしてしまいました。
とくにサラ・ヴォーンの1951年のアメリカのTV番組と思われる映像は彼女の最も古い映像だと思います。
サラは1924年生まれなので、この時27歳ということになりますね。
ここで彼女は『THE NEARNESS OF TOU』、『YOU'RE MINE YOU』、『YOU'RE NOT THEKIND』、『THESE THINGS I OFFER YOU』という4曲を唄っているのですが、

SARAH VAUGHAN-1-BW

SARAH VAUGHAN-2-BW

興味深いのは、他のDVDソースで『THE NEARNESS OF TOU』と『YOU'RE NOT THE KIND』にカラー版の映像が存在することです。

SARAH VAUGHAN-1-COLOR

SARAH VAUGHAN-2-COLOR

そのうえ、カラー版には、モノクロ版には収録されていない『PERDIDO』が入っているんです。
どういう事情でこうなったのか、不思議ですよね。

当店常連さんの『映像のプロ』H氏に質問したところ『当時はビデオがまだなかったので、カラーのフィルムで収録したけれど、オンエアはモノクロなので、オリジナルのカラー・フィルム・バージョンとオンエアを収録したモノクロ・バージョンがあるのではないか』ということでした。
なるほど、納得!!!

先日、またまたネットオークションでゲットしたサラ・ヴォーンのビデオがこのトロントのフォーラムという所で収録された映像です。
このジャケットのコピーがチョット怪しいなと思ったのですが、
中身の映像に付いている字幕がとてもいい加減で笑ってしまいます。

SARAH VAUGHAN-VHS

まず『EAST OF THE SUN』では、サラが元スリー・サウンズのアンディー・シンプキンスのベースだけをバックに歌っていて、曲が終わるとシンプキンスを紹介するのですが、その時の字幕が『アンディー・サリン』になってます!!!

SV-TORONTO-01.jpg

そして、最後の曲が終わると、バックのメンバー全員を紹介するのですが、まず、さっきのシンプキンスが『アンディー・サルキン』に変わってます(笑)。
(注)画像はピアニストになってます。

SV-TORONTO-02.jpg

ドラムは、カウント・ベイシーなんかで叩いていたハロルド・ジョーンズなんですが、
『カーニー・ジョーンズ』です。

SV-TORONTO-03.jpg

そして、ピアニストはブッチ・レイシーという人らしいんですが、
字幕では、『ブッシュ・ケーシー』となっています。

SV-TORONTO-04.jpg

サラが歌っている時も歌詞の内容の字幕を付けたりしていて親切なようなんですが、これでは全然信用できません。
こんないい加減な仕事をするなら、いっそ字幕を付けない方が良かったんじゃないでしょうか?

そのうえ、ゲストと称して、同じ会場で昼に演奏したのではと思われる何の関係もないハービー・マン・バンドの演奏が1曲だけ途中に挟んであったりして、中途半端です!!!

SV-TORONTO-05.jpg

サラの歌が充実しているだけに、いっそう違和感があります。
さて今回は、R&B物です。
昨年、NHK-BSでオン・エアされた、1967年にドイツのTV番組に出演した時のサム&デイブの映像です。
彼らの当時の映像は見たことがなかったので、少し興奮ぎみです。
左がデイブ・プラター、右がサム・ムーアです。
デイブは故人ですが、サムはブルーノート東京に出演したりしていたので、健在だと思います。
ここでは『SOUL MAN』や『HOLD ON, I'M COMIN'』も歌ってくれていて、ほんと懐かしいです。

SAM  DAVE-1

でも、見ていて少し気になる事がありました。
彼らは、歌いながら結構頻繁に踊っているのですが、

SAM  DAVE-3

彼らだけが前に出てくるように作られた、せり出したステージが妙に狭くて、『その内、足を踏み外すのでは?』と気になって気になって・・・・・。

SAM  DAVE-2

そんな事は起きないと分かっていても、何だか気になってしまうのです・・・・・。
どうして、もっと広く造らないんでしょうね。
1月になって、店内にディスプレイしているレコード・ジャケットを更新しました。
昨年の『鍵盤系』に引き続いて、楽器シリーズで行ってみようということで、
今回は、『サックスだけが写っている』ジャケットにしてみました。

まずは、フィル・ウッズとジーン・クイルの『PHIL TALKS WITH QUILL』

PHIL TW QUILL

そして、リッチー・コールの『ALTO MADNESS』にしました。

ALTO MADNESS

『サックスだけが写っている』ジャケットって結構少ないんですよね。
ミュージシャンがサックスを吹いているジャケットなら腐る程あるんですけど・・・。

他にも、スーパーサックスの『PLAYS BIRD』なんてのも候補にはしました。

SSPB.jpg
昨年の暮れに、またまたネットオークションでLDを落札しました。
ベニー・グッドマンが1980年の第1回オーレックス・ジャズ・フェスティバルに出演した時の映像です。
昨年から店に来て下さるようになったコルネット奏者のN氏が「探している」とおっしゃっていたのもあってゲットしました。

BENNY GOODMAN-AJF1980

この時グッドマンは71歳なのですが、衰えを全く感じさせない元気なプレイには感心させられます。

BENNY GOODMAN-1

ピアノでテディー・ウイルソンも参加しています。

BENNY GOODMAN-2

その他に印象に残ったのが『PRELUDE TO A KISS』でギター・ソロを聴かせてくれるエディー・デュランという人で、なかなか良い感じです。

BENNY GOODMAN-3

そして、『RARE SILK』という女性3人のヴォーカル・グループも何曲かで歌っていて、ライブを華華やかに演出しています。

BENNY GOODMAN-4

ところで、この『RARE SILK』という女性3人のヴォーカル・グループなんですが、3人の内、2人のファミリーネームが『GILLESPIE』なんです。
『GILLESPIE』なんていうファミリーネームはあまり聞かないので「もしや!?」と思って少し調べてみましたが、ディジー・ガレスピーとの関係は無いようです。
でも2人は、たぶん姉妹なんでしょうね。
私のいい加減な推察ですけど・・・・・。