Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

2010年12月31日16時30分現在、当店ホームページのアクセス・カウンターが『11111』になりました。

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2011年1月1日に向けて縁起が良いような・・・・・・。(笑)

P.S. 2011年1月1日0時現在、アクセス・カウンター『11111』キープしてます。
これで『11111』で年越し出来ました。(ヨッシャ、ヨッシャ)

P.S. 2011年1月1日18時現在、アクセス・カウンター『11112』になってますし、『JAZZ新聞』も第103号に更新してますので、遠慮されずにアクセスして下さいね。
12月6日の記事で、ネット・オークションでゲットした『CLUB DATE』シリーズのLD2枚をご紹介しましたが、実はオークションでは、もう1枚ウエス・モンゴメリーのLDも一緒に出品されていて、3枚セットで落札していました。
このウエスのLDは、飛行機嫌いだったというウエスがマネージャーに説得されて"しぶしふ"行く事になったという最初で最後のヨーロッパ・ツアーで、ベルギーのブリュッセルの『ジャズ・プリスマ』というTV番組に1965年の4月4日に出演した時のもので、私は既にDVDで持っていたのですが、改めてこの機会に見てみると少し発見がありました。

メンバーは、ウエスをはじめ、

WES1965-WES.jpg

ピアノがハロルド・メイバーン、

WES1965-HM.jpg

ベースがアーサー・ハーパー、

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ドラムがジミー・ラブレイスというもので、

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同じヨーロッパ・ツアーでイギリスBBCの『ジャズ625』という番組に出演した時の映像と同じメンバーです。

このツアーでは、この他にオランダやドイツでの映像も残されていて、オランダのTV番組に出演した時の映像では、地元オランダのピム・ヤコブス(p)と共演したりしています。

また、このツアーのパリでのライブ音源が『SOLITUDE』というアルバムになっています。

WES-SOLITUDE.jpg

さて、話をベルギーの映像に戻しましょう。
ここでウエスは『THE BOY NEXT DOOR』という曲を演奏していて、LDのライナーノーツにもこのタイトルがクレジットされているのですが、画面では『THE GIRL NEXT DOOR』と紹介されています。

WES1965-THE GIRL

これは、女性が歌う(演奏する)と、歌詞やタイトルが『BOY』や『MAN』になり、男性が歌う(演奏する)と『GIRL』等になるという、例えば『GO AWAY LITTLE GIRL(BOY)』や『TROUBLE IS A GIRL(MAN)』の様に、よくある使い分けだと思うのですが、
この映像では、もう1曲『HERE'S THAT RAINY DAY』が、画面では『THERE'S THAT RAINY DAY』となっています。

WES1965-THERES THAT

これは、『アメリカで「HERE」なのだから、ヨーロッパで演る時は「THERE」になる』という、珍しい『場所が違った時の使い分け』という事なのでしょうか?
さっきNHKのBS-1を何となく見ていると、英会話の番組をやっていて、その中で、出演者がクイズ形式で『色を使った表現』の英語の意味を答えるコーナーがありました。
そこで出題された問題が『OUT OF THE BLUE』と『WHITE ELEPHANT』。

OTB-OUT OF THE BLUE

『OUT OF THE BLUE』は、『突然』

MM-WE.jpg

『WHITE ELEPHANT』は、『無用の長物(貰っても、使い道が無くて困るもの)』だそうです。
そういう意味だったんですね。
今まで、どういう意味なのか考えてもみませんでした。
でも、そういう事って他にも結構ありますよね。
時々当店に来店して下さるコルネット奏者のN氏が以前から推薦されていた『KCジャズの侍たち ~ THE LAST OF THE BLUE DEVILS』という映像をネットオークションでLDでゲットしました。

BLUE DEVILS-LD JACKET

カンザスシティー縁のミュージシャン達が、1974年と1975年にカンザスシティー(ミズーリ州)のユニオンホールやカンザス州立大学の講堂で演奏したり、久しぶりに会って昔話をしたりするシーンで構成されていて、カウント・ベイシーや、

BLUE DEVILS-CB

ジェイ・マクシャン、

BLUE DEVILS-JM

ジョー・ターナーが中心にフィーチャーされています。

BLUE DEVILS-JT

その他にも、ジョー・ジョーンズや、

BLUE DEVILS-JJ

珍しいところでは、ポール・クイニシェット、

BLUE DEVILS-PQ

チャールズ・マクファーソンなんかの動く姿も見られたりします。

BLUE DEVILS-CM

そして、チャーリー・パーカーの先生だったと言われているバスター・スミスが、パーカーの想い出話しをするシーンなんかもあったりして、なかなか興味深い映像です。

BLUE DEVILS-BS

ところで、ユニオンホールで、ジャイ・マクシャン・ビッグバンドをバックに、ジョー・ターナーが『ROLL 'EM PETE』というシャッフルの曲を唄うシーンがあるのですが、

BLUE DEVILS-ROLL EM PETE

観客の黒人女性がノリノリになって手拍子をするところが映るのですが、何とこの手拍子が『1拍と3拍』で叩いていて、アフタービートになっていないんです!!!
本場の黒人の人でもこんな事あるんですね。

BLUE DEVILS-HANDCRUP

そういえば、以前、NHKの『世界ふれあい街歩き』という番組で、ニューヨークのハーレムを取材していて、最後にアポロシアターに向かっていた時に、その少し手前の公園にデューク・エリントンの銅像が立っていたのですが、その公園にいた黒人のオジサンも、『A列車』を唄いながら『1拍と3拍』の手拍子を叩いていて、ガクガクとコケそうになってしまったのを思い出しました。
先頃CDと同時リリースされた、2009年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでのCTIオールスターズのライブをご紹介しましょう。

CTI ALLSTARS 2009-DVD-JACKET

このコンサートは、1971年の『CALIFORNIA CONCERT』や

CTI ALLSTARS-CALIFORNIA CONCERT

1972年の『AT THE HOLLYWOOD BOWL』の『2009年版』ということなんでしょうね。

CTI ALLSTARS-HOLLYWOOD BOWL

でも当時からのメンバーは、ヒューバート・ロウズ(fl)と

CTI ALLSTARS-HL

アイアート・モレイラ(per)だけで、

CTI ALLSTARS-AM

他はといえば、ランディー・ブレッカー(tp)、ビル・エバンス(ts&ss)、ニールス・ラン・ドーキー(key)、ラッセル・マローン(g)、マーク・イーガン(b)、ジェフ・ワッツ(ds)等という『どこがCTIなんですか?』というメンバーで演ってます。
でもまあ、このバラバラな感じは、『CTIらしい』と言えるかもしれませんが・・・・・。

ところで、最後に、このメンバーにゲストでジョン・マクラフリン(g)とジョージ・デューク(key)が加わって『BLUES MARCH』を演奏するのですが、
ジェフ・ワッツがドラムを叩き出して、曲が始まっているというのに、マクラフリンがまだギターのチューニングをしている音が聴こえて来ます。
そして、本格的にテーマに入って、マクラフリンが最初にソロをするのですが、なにせチューニングがまだ出来ていないので、それをごまかす様にアウトしたフレーズやアーミングを多用して音程感の無いソロを展開していて、本人もまわりも笑っていますが、『冷や汗もん』です。
『誰か臨機応変にソロの順番を変わってあげればいいのに』なんて思ってしまいます。

CTI ALLSTARS-JM

でも、普通ならDVD化するにあたって『このシーンはカットして欲しい』と言いそうなものですが、了承してしまうジョン・マクラフリンって、何て大らかな人なんでしょう!!!
先日、ネットオークションで、探していたLDをようやくゲット出来ました。
『CLUB DATE』という2枚シリーズの内の1枚で、サンディエゴの同じ会場での、ジョー・パスの1989年と、ケニー・バレルの1990年のライブをカップリング収録されたものです。

CLUB DATE-JPKB-JACKET

もう1枚の、バーニー・ケッセルとハーブ・エリスの1988年の、これもサンディエゴの同じ会場でのライブは既にゲットしていて、過去の記事でご紹介しましたが、これで2枚揃いました。(ヤレヤレ)

CLUB DATE-BKHE-JACKET

おまけに、もう1枚、この2枚の中から4人の演奏をピックアップしたコンピレーション版も同時にゲット出来てしまい、コンプリートになってしまいました。(ヨッシャ、ヨッシャ)

CLUB DATE-JPKBBKHE-JACKET

ところで、今回ゲットしたジョー・パスとケニー・バレルのLDの内容ですが、
ジョー・パスの方は、トリオでの演奏もありますが、パプロ・レーベルでの『ヴァーチュオーゾ』シリーズでもお馴染みのソロでのプレイが中心です。

JOE PASS-VIRTUOSO

CLUB DATE-JP

一方、ケニー・バレルはというと、こちらもトリオとソロでの演奏があるのですが、ソロの方は(ヴァーブ・レーベルの『GUITAR FORMS』なんかでは演ってますが)結構珍しい『アコギ』でのプレイです。

KENNY BURRELL-GUITAR FORMS

CLUB DATE-KB

そして、今回のLDにも、既にゲットしていた『バーニー・ケッセル&ハーブ・エリス』盤と同じように、各々のプレイからの1曲が『完コピ譜面化』されて付いていました。
ジョー・パスの演奏からは、ソロで演奏されたセロニアス・モンクの『'ROUND MIDNIGHT』、

CLUB DATE-JP-SCORE

ケニー・バレルの演奏からは、トリオで演奏された『JEANNINE』が選ばれていました。

CLUB DATE-KB-SCORE

『JEANNINE』のスコアというのは、結構珍しいのではないでしょうか?