Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

先日、ジャズ批評誌2011年11月号(№164)を読んでいると、カーリン・アリソンの特集記事があって、『'ROUND MIDNIGHT』という彼女の最新アルバムがリリースされている事を知り、早速ゲットしました。

KARRIN ALLYSON-ROUND MIDNIGHT

彼女は2002年12月に当店に来てくれたことがあって、その時『BALLADS』という彼女の代表作を家内が買って持っていたのでかけていたのですが、

KARRIN ALLYSON-BALLADS

私が当時の彼女の最新作『IN BLUE』を持っていないと知ると、わざわざ宿泊していた当店近くのホテルまで取りに帰ってくれてプレゼントしてくれたのであります!!!
いや~~~、いい人です!!!
それ以来、彼女のアルバムがリリースされると必ず買っております。(何と単純な!!)

KARRIN ALLYSON-IN BLUE

ところが今回は"国内盤が出ていなかった"という事もあって、暫くリリースされている事に気が付かず、少し遅れて輸入盤を買ったという訳です。(ヤレヤレ)
ところで、今回のアルバムも今までどおり"CONCORD"レーベルからのリリースだったのですが、"輸入盤"という事もあってか?ジャケットがやけにチープな作りでした。
以前、ある常連さんから「"CONCORD"はダウンロードの方に力を入れていて、CDから撤退しつつある」と聞かされたことがあるのですが、そのせいなんでしょうか?
でも内容は、なかなか充実していて、落ち着いた感じの曲が多く、アレンジも凝っていて、ピアノを全てカーリン・アリソン自信が弾いていたりするのです。

さて、1曲目が始まり、彼女のヴォーカルに引き続いてテナー・サックスのソロが始まった瞬間、これは聴いたことのある音だと"ピン"ときたので、メンバーのクレジットを確認してみると、最近9年振りにリーダー・アルバムをリリースしたボブ・シェパードでした。

BOB SHEPPARD-CLOSE YOUR EYES

このアルバムはリリースされるとすぐに買って聴いていたので"ピン"ときたのでしょう。
ボブは、他にも3曲で"ソプラノ・サックス"、"バス・クラリネット"、"アルト・フルート"を吹いていて、"マルチ・リード奏者"の本領を発揮しています。
実は、ボブも当店に2回来てくれているのですが、別々に来店してくれたミュージシャンが共演していると何だか嬉しくなってしまうもんですね。
今回もまた、"エル・ムンド"からです。
映画俳優で監督のクリント・イーストウッドの息子、カイル・イーストウッド(b)がこの日(12/8)のゲストで2曲演奏していました。

EL MUNDO-KYLE EASTWOOD-KE

ウッドとエレベで1曲ずつ演奏したのですが、ウッドは相変わらず"下半分がコンパクトなサイズ"になっているものを使っておりました。

EL MUNDO-KYLE EASTWOOD-KE LITTLE BASS

そして、共演していたのが、

EL MUNDO-KYLE EASTWOOD-KE  PIANIST

リック・ジャーマンソンという以前当店に来店してくれたピアニストでした。

EL MUNDO-KYLE EASTWOOD-RG

ジャーマンソンは、パット・マルティーノが来店してくれた時にメンバーの一員として一緒に来てくれたのですが、
その時何故か"CDをかけて、音だけを聴いて誰が演奏しているかを当てる"というゲームをする事になって、ジャーマンソンが"一人勝ち"して盛り上がっていたのを思い出しました。
12月15日から17日までの3日間、当店近くのジャズ・ライブのお店"ミスター・ケリーズ"に出演していたドラマー"ルイス・ナッシュ"が初日のライブ終了後に店に来てくれるというハプニングがありました。

家内が以前買って持っていた1993年に"EVIDENCE"レーベルからリリースされたルイスのファースト・リーダー・アルバム『RHYTHM IS MY BUSINESS』や、

LEWIS NASH-RHYTHM IS MY BUSINESS

1996年12月4日のハンク・ジョーンズやロン・カーターとの神戸でのライブを収録したDVD『GREAT JAZZ IN KOBE '96』をかけて喜んで貰えました。

LEWIS NASH-GREAT JAZZ IN KOBE 96

CDのジャケットにはサインをして貰ったのですが、頼んでもいないのに「写真を一緒に撮ろう」と言ってくれたりして、とても気さくな良い感じの人でした。(自分の携帯で撮って貰うのを忘れてしまって、その時の様子をアップ出来なくて残念!!!)

貰った名刺のサブタイトル(?)には、『RHYTHM IS MY BUSINESS』というファースト・アルバムのタイトルと同じフレーズが書かれていて、この言葉には拘りがあるようです。

LEWIS NASH-MEISHI

ところで、CDジャケットにしてもらったサインの中には"スタンドにセットされたスネアドラム"が描かれていますが、
1997年にロン・カーター・バンドを当時の大阪ブルーノートに聴きに行った時に、メンバーの一員として来ていたルイスにドラムヘッドにサインして貰った時にも、時間をかけて"ドラムセット"を描いてくれたりして、『とても良い感じの人だなあ~~~』と思いましたが、

LEWIS NASH-DRUM HEAD AUTOGRAPH-1

LEWIS NASH-DRUM HEAD AUTOGRAPH-2

14年の時を経て、今回も『とても良い感じの人』でした!!!!!

P.S.
ルイスは当店で、彼曰く"アメリカではあまり置いていない"という紅茶のリキュール"ティフィン"を"オン・ザ・ロック"で飲んだのですが、
当店では、"オン・ザ・ロック"スタイルのドリンクには『自分で削った"丸い氷"』を使っていて、氷の作り方をルイスに質問されて説明したところ、『丸い氷は日本だけにしかないので、削るところを是非デジカメで動画を撮影したい』と言われ、"私が氷を削るところをルイスが撮影する"というハプニングもありました。
ルイスと一緒にギターの畑さんも来られていたのですが、畑さんは"私が氷を削っているのを撮影しているルイス"を撮影しておられました。(笑)
先日(11/30)、NHK・BSー1の"エル・ムンド"に、ブルーノート東京でのギグのために来日していたデビッド・サンボーンが出演していました。

EL MUNDO-DAVID SANBORN-DS

"巨漢のオルガニスト"ジョーイ・デフランチェスコと、

EL MUNDO-DAVID SANBORN-JD

バイロン・ランダムというドラマーとの演奏で、

EL MUNDO-DAVID SANBORN-BR

インタビューの時に"自分のルーツ"とも言っていたレイ・チャールズの『GEORGIA ON MY MIND』と、『LET THE GOOD TIME'S ROLL』を演っていたのですが、
『LET THE GOOD TIME'S ROLL』では、デフランチェスコが歌っております。
歌い慣れているのか、リラックスしていて、なかなか迫力のあるヴォーカルです。

EL MUNDO-DAVID SANBORN-JD SINGS

そして、それに刺激されたのか?サンボーンも曲の途中でデフランチェスコのヴォーカルに"掛け合い"をして歌っているのですが、こちらの実力の程は"ご愛敬"といったところです。(笑)

EL MUNDO-DAVID SANBORN-DS SINGS

ところで、この日(11/31)の午後には、同じくNHK・BSー1の"世界のニュース"の中の"米PBSのNEWSHOUR"にソニー・ロリンズが出演しておりました。

SONNY ROLLINS-PBS NEWSHOUR

ロリンズが、"ケネディー・センターの名誉賞"なるものを受賞したということで出演していたようです。
"エル・ムンド"の様な生演奏はなくて、インタビューだけでしたが、この日はさながら『サックスDAY』でした。
昨日(12/5)は、広島出身で大阪在住という方や、広島から出張で大阪に来られたという方の数が異状に多い日でした。
お客さんの"総組数"の約半数に"そういう方"が含まれていて、"総人数"の約1/3が"そういう方"でした。

WW-TENNAI-12.jpg


"広島DAY"でした。
11月も終わろうとしていた29日(火)の黄昏時の事です。
近くの公園で偶然美しい光景に遭遇しました。

2011.11.29 TWILIGHT-1

目に飛び込んできたのは、まだ青い空で縦に長く伸びた雲が、夕焼けに照らされている様子。

2011.11.29 TWILIGHT-2

まるで、空高く炎が燃え上がっている様でした。

2011.11.29 TWILIGHT-3

そして最高だったのは、その雲の間に月が現れた瞬間でした。
下の画像では、小さくて見えにくくなっていますが、現地で直接見た時は月がはっきり見えていて感動的でした。(ちょっと大袈裟ですが・・・。)

2011.11.29 TWILIGHT-4 MOON

ほんの3分足らずの間に起きた奇跡???の瞬間に遭遇できてラッキーでした。

ところでこの時、この光景が何かのレコードジャケットに似ていると思って考えていると、ウエザー・リポートが頭に浮かんで来て、店に着いてから確認してみたところ、少し違う感じだったのですが、この『NIGHT PASSAGE』のジャケットでした。

WEATHER REPORT-NIGHT PASSAGE

でも、こちらは火山の噴火の様なので、本当に火柱が空に上がっているんですけどね・・・・・。