Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

今回も、またまたNHKの"エルムンド"からです。
2月21日に出演していたのが、"ファイブ・コーナーズ・クインテット"というフィンランドのジャズ・コンボ。

EL MUNDO-FCQ-FCQ-1

メンバーは上段左から、ANTTI LOTJONEN(b)、MIKAEL JAKOBSSON(p)、下段左から、TIMO LASSY(ts)、TEPPO MAKYNEN(ds)、JUKKA ESKOLA(tp)で、下段の3人がインタビューに応えていたので、中心メンバーという事なんでしょうか?

EL MUNDO-FCQ-FCQ-2

バンド名は、ヘルシンキの中心部に実在する「5つの建物に囲まれていて、有名なジャズ・レコード店等がある"ファイブ・コーナーズ"という広場の様な場所」からを付けたそうで、

EL MUNDO-FCQ-FIVE CORNERS

2005年に『CHASIN' THE JAZZ GONE BY』というアルバムでデビューしている様です。

EL MUNDO-FCQ-2005 1ST ALBUM

2010年の来日公演以来、バンドとしての活動は休止していたそうなのですが、今回のギグのために特別に今回限りで再結成したそうで、メンバーは全員"シベリウス音楽院"というヘルシンキのミュージック・スクール出身だそうです。

EL MUNDO-FCQ-MUSIC SCHOOL

そして、いつもは番組の最後のコーナーで登場するトーク・ゲストなのですが、彼らは特別に番組のオープニングにも登場して、スティービー・ワンダー作の番組のテーマ曲『YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE』も演奏してくれるという大サービスぶり!!
本チャンの番組最後のコーナーでは『SHAKE IT』という曲を演ってくれたのですが、

EL MUNDO-FCQ-SHAKE IT

イタリアのジャズ・コンボ"ハイ・ファイブ"のフィンランド版といった感じで、なかなか良い印象だったので、"AMAZON"でデビュー盤の全曲を短く試聴してみたところ、

FIVE CORNERS QUINTET-CHASIN THE JAZZ GONE BY-JACKET

いかにもクラブ・ミュージックといった感じのローファイな音作りの仕上げになっていて、番組での演奏とは違った印象で少し"肩すかし"だったのですが、
この2010年の地元でのライブ盤だと時期的にも近いので、今回の番組での演奏のイメージに近いのかもしれません。

FIVE CORNERS QUINTET-JAZZ HEAT BONGO BEAT!-THE HELSINKI SESSIONS

それにしても"テッポ・マキネン"というドラマーの名前。

EL MUNDO-FCQ-DRUMMER

日本人的には面白い響きで、つい笑ってしまいました(失礼!)
今回も、前回の記事に引き続きNHKの"エルムンド"からです。
この日(2月20日)のゲストは、デイヴィッド・ギャレットというドイツのヴァイオリン奏者(母親はアメリカ人)でした。

EL MUNDO-DAVID GARRETT-PROFILE

ギャレットは、巨匠イツァーク・パールマン氏のお弟子さんだそうで、

ITZHAK PERLMAN

4歳でヴァイオリンを始めて、翌年にはコンクールで優勝。
13歳でCDデビューをするというキャリアを持っているそうです。

DAVID GARRETT-1ST ALBUM-JACKET

そして近年、クラシックとロックを融合させる活動で話題となり、
最新アルバムは、ドイツとアメリカのアルバム・チャートで1位になったそうです。

DAVID GARRETT-ROCK SYMPHONIES-JACKET

番組でも、マイケル・ジャクソンの『SMOOTH CRIMINAL』という曲を

EL MUNDO-DAVID GARRETT-SMOOTH CRIMINAL

カラオケをバックに、マーカス・ウルフというギタリストと演奏してくれました。

EL MUNDO-DAVID GARRETT-MARCUS WOLF

ところで、ギャレットが弾いているこのヴァイオリン、何と5億円もするそうです!!!!!

EL MUNDO-DAVID GARRETT-VIOLIN

彼は、ギネスブックの元記録保持者なのだそうですが、
記録は、この"5億円のストラディバリウス"ではなくて、
リムスキー・コルサコフの『熊蜂の飛行』を最速(65.26秒)で弾いたという記録だそうです。

EL MUNDO-DAVID GARRETT-GUINES RECORD

番組のトークの途中でも実際に弾いてくれたのですが、
ザッと測ってみたところ(ちゃんと全部弾いてはいないと思いますが・・・・・?)、約26秒でした!!!
以前の記事でもご紹介したことのあるNHK-BS1の"エル・ムンド"という番組の2月17日の放送に"新世代ジャズ・ヴォーカリスト"という肩書きで"ホセ・ジェイムズ"なる人物が出演していました。
彼は、ニューヨークの"ニュースクール"出身で、2月18日と19日に"ビルボード・ライブ東京"、20日に"同大阪"に、9月にリリース予定だという最新アルバムのキャンペーンも兼ねて出演するために来日しているという事の様です。

JOSE JAMES-EL MUNDO-JAZZ VOCALIST

この日番組で演ったのは、『TROUBLE』、『PROMISE IN LOVE』という2曲。

JOSE JAMES-EL MUNDO-TROUBLE

JOSE JAMES-EL MUNDO-PROMISE IN LOVE

最新アルバムでコラボしていて"ビルボード・ライブ"のギグでも共演する"テイラー・マクファーリン"という"ビート・ボックス(口ドラム&パーカッション)とキーボード"を担当している人物と出演しているのですが、

JOSE JAMES-EL MUNDO-TAYLOR MCFERRIN

この人、あの"ボビー・マクファーリン"の息子さんだそうです。
"父親直伝の口ドラム&パーカッション"といったところでしょうか?(笑)

BOBBY MCFERRIN-SIMPLE PLEASURE

話をホセ・ジェイムズに戻しましょう。
彼は、15歳で初めてデューク・エリントンの『THE POPULAR』でジャズに出会い、

DUKE ELLINGTON-THE POPULAR

最も影響を受けたのがジョン・コルトレーンの『COLTRANE'S SOUND』で、1年前にマッコイ・タイナーと共演もしているのだそうですが、

JOHN COLTRANE-COLTRANES SOUND

"ジャズ・ヴォーカリスト"という肩書きで紹介されたのに、番組で演った2曲は、(番組のトークで司会者からも指摘されて本人も認めているのですが・・・。)"ジャズ"ではなく"ソウル・ミュージック"だったので、「これって、どういう事?」と思っていたところ、トークの途中で『COLTRANE'S SOUND』の中の『EQUINOX』という曲のコルトレーンのサックス・ソロの一部に彼が歌詞を付けた"ヴォーカリーズ"を短く披露してくれて"ジャズ・ヴォーカリスト"の片鱗を垣間見せてくれるのでした。

JOSE JAMES-EL MUNDO-JOHN COLTRANE

そこで、彼がジャズ・ナンバーを歌っているアルバムがないものかと探したところ、"IMPULSE"レーベルから『FOR ALL WE KNOW』というアルバムをリリースしていて、ベルギーのジェフ・ニーヴというピアニストとデュオでスタンダード・ナンバーを演っているのを発見しました。

JOSE JAMES-FOR ALL WE KNOW

"AMAZON"で全曲少しずつ試聴できたので聴いてみたところ、"イケているかどうかは微妙に判定不能"といったところでした。(笑)
今、米プロバスケットのNBAでは、古豪ニューヨーク・ニックスでプレイしている台湾系アメリカ人のガード・プレーヤー"ジェレミー・リン"という選手が話題になっているようです。
リンは、両親が台湾人で、ハーバード大学の経済学部卒業だという事で、191cm91kgという体格。名門大学を出ていながら夢を追って2010年にドラフト外でNBA入りした2年目の選手だそうです。
主力選手が欠場した2月6日のユタ・ジャズ戦に初先発して28得点し、2月10日の"コービー・ブライアント"率いる名門ロサンゼルス・レイカーズ戦では38得点を挙げる等、2月11日のミネソタ・ティンバーウルブズ戦まで5試合連続で20得点以上を挙げているそうです。

NEW YORK KNICKS-JEREMY LIN

そして、2月14日のトロント・ラプターズ戦では試合終了1秒前に3ポイント・シュートを決めて(この試合も27得点したそうです。)、ニューヨーク・ニックスの逆転勝利と6連勝に貢献したそうです。
アジア系のNBA選手といえば、ヒューストン・ロケッツの中国人センター・プレーヤー"ヤオミン(ヨウメイ)"がいましたが、昨年引退したそうです。
日本人としては、フェニックス・サンズでガード・プレーヤーとして数試合だけ出場した田臥勇太が唯一のNBA選手でしたよね。

P.S.
上の画像で"ジェレミー・リン"の後ろにいる選手は、ロサンゼルス・レイカーズのベテラン・ガード・プレーヤー"デレク・フィッシャー"なのですが、レイカーズのスター・プレーヤー"コービー・ブライアント"のファーストネーム"KOBE"は、父親が日本の"神戸"に因んで名付けたそうですよ。
当店では、ジン・ベースのカクテルの一部に"プリマス"というジンを使っているのですが、

PLYMOUTH GIN-NOW BOTTLE

このジンは、"ブラック・フライアーズ"という蒸留所で1793年から造られているイギリスで最も長い歴史を持つものだそうです。
この蒸留所はイングランド南西部の"プリマス"という町にあるので、このジンの名前も"プリマス"になったのだと思いますが、

PLYMOUTH GIN-BLACK FRIARS DISTILLERY

"プリマス"という名の町は、アメリカのマサチューセッツ州にもあって、あの有名な"メイフラワー号"で1620年に新大陸を目指した清教徒(ピューリタン)達が出航した港がイングランドの"プリマス"で、到着したのがアメリカの"プリマス"なんだそうです。
蒸留所の建物は、元々"ドミニコ修道院"だったそうで、"ピルグリム・ファーザーズ"と呼ばれる清教徒達が"メイフラワー号"で出航する前夜にこの修道院に宿泊したと言われている由緒あるものだそうです。

PLYMOUTH GIN-MAYFLOWER

勿論、マサチューセッツ州の"プリマス"は、イングランドのそれに因んで名付けられたという事なのでしょうね。

ところで、少し前の"プリマス・ジン"のボトルのラベルには、より明確に"メイフラワー号"が描かれていた様なのですが、

PLYMOUTH GIN-OLD BOTTLE

このデザインの方が今のボトルより"ず~~~っと良い"と思うのですが、どうでしょうか!?

な~~~んて言っているうちに、最近またまたボトルのデザインがこんな風に変わった様です。

PLYMOUTH GIN-NEW BOTTLE

ラベルは、旧ボトルに近い感じに戻った様に思うのですが、やはり評判が良くなかったんでしょうか?
先日、あるお客さんから『A SONG IS BORN』というタイトルの付いた、カウント・ベイシー楽団でも歌っていたジョー・ウイリアムス(vo)が、ジョージ・シアリング(p)とカリフォルニア州のポール・マッソン・ワイナリーで1991年に共演した映像を収録したDVDを頂いたので、店でかけていました。

A SONG IS BORN-DVD JACKET

A SONG IS BORN-JWGS

ここでドラムを叩いているのが"ポール・ハンフリー"という人なのですが、

A SONG IS BORN-PAUL HUMPHREY-1

A SONG IS BORN-PAUL HUMPHREY-2

「ボビー・ハンフリー(fl)でもなく、ラルフ・ハンフリー(ds)でもなく、聞いたことがあるようで、ないような名前だなあ~~~。」なんて言っていると、当店常連さんのピアニストM氏が「スティーリー・ダンの"AJA"でドラムを叩いていたのは"ラルフ・ハンフリー"でしたっけ?」とおっしゃるので調べてみると、

STEELY DAN-AJA

スティーブ・ガッド、バーナード・パーディー、リック・マロッタ等が名を連ねる中、何と1曲目の『BLACK COW』で叩いていたのがこの"ポール・ハンフリー"でした!!!
1960年代にウエス・モンゴメリーやレス・マッキャンのバンドで叩いていたのが代表的なキャリアの様です。
いや~~~、ポールさん、失礼いたしました!!!(笑)
1970年代に日本でも放映されていた"SOUL TRAIN"という番組で司会をしていた"ドン・コーネリアス"が2月1日に亡くなった(自殺)そうです。

SOUL TRAIN-DON CORNELIUS-1

SOUL TRAIN-DON CORNELIUS-2

SOUL TRAIN-DON CORNELIUS-3

NHK・BS-1のアメリカのニュース番組等を放送している番組で2月2日に取り上げられていて、その中で、当時の"グラディス・ナイト"、"スモーキー・ロビンソン、"スティービー・ワンダー"、"マービン・ゲイ"、"ジェイムズ・ブラウン"、"ジャクソン・ファイブ"等が出演した映像が流れていたり、番組のもう一つの"売り"だった"SOUL TRAIN GANG"と呼ばれたダンサー達がオリジナルのダンスを競うシーンの映像も紹介されていて、当時この番組をよく見ていた私にとっては、それはもう懐かしくて懐かしくて!!!
ところで、この"SOUL TRAIN"という番組は現在も放映されているそうで、今は息子さんが司会者を務めているそうです。
昨年チック・コリアのリターン・トゥ・フォーエバー・バンドで久しぶりに来日した"ジャン・リュック・ポンティー"ですが、このあいだ彼の1969年のアルバム『KING KONG』がリリースされているのを発見しました。
国内初CD化ということの様で、999円というリーズナブルな価格です。

JEAN LUC PONTY-KING KONG

内容はというと、私の大好きな"フランク・ザッパ"の曲を演奏していて、ザッパ本人がアレンジを担当。1曲だけポンティーの曲があるのですが、そこではザッパがギターソロを弾いているという"ザッパ・ワールド全開"な様子なので、即ゲットしました。
ポンティーは、1969年から1970年代前半にザッパ・バンドのメンバーとしても活躍していて、1970年代前半に同じくザッパ・バンドのメンバーだった"ジョージ・デューク"もこのアルバムに参加しております。
デュークは、同じシリーズで同時にリリースされたもう1枚のポンティーの同時期のライブ・アルバムでも共演していて、999円ということもあって、こちらもゲットしました。

JEAN LUC PONTY-EXPERIENCE

個人的には、この二人が参加していた辺りのザッパ・バンドが最高だと思っております。