Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

先日、読売ジャイアンツやNYヤンキースで活躍した松井秀樹選手が引退表明しましたが、

HIDEKI MATSUI-INTAI KAIKEN

それに伴う朝日新聞の記事のなかに、「松井選手の口癖に『自分にコントロール出来ることと、出来ないことを分けて、出来ないことに関心を持たないことですよ』というのがあって、裏を返せば、自分にコントロール出来ることは全てやるということである。」という様な趣旨の編集委員の方の文章がありました。
おっしゃるとおり!!
なかなかの名言だと思います。
今年最後の当ブログは、この松井選手の口癖の言葉で締めくくりたいと思います。
それでは皆さん、良いお年を。
2009年4月から、関西ジャズ・シーンの情報を発信し続けているフリーペーパー『WAY OUT WEST』。
その片隅で、"ジャズやフュージョンの映像のコラム"を書かせていただいておりますが、
その過去の記事を振り返って読んでいただこうというシリーズ。

今回は、2011年8月号の第24回の記事です。

WOW2011-08-HYOSHI.jpg

この回は、リチャード・ロジャースとロレンツ・ハートの作曲・作詞家コンビを描いた『WORDS AND MUSIC』という1948年の映画をご紹介しました。

WOW2011-08-KIJI-24.jpg

画像をクリックしていただくと、大きくなって読みやすくなります。

なお当店では、第1回の記事から最新の記事まで読んでいただけるようにしております。
先日、最近リリースされたウディ・ハーマンの『BLUE FLAME』というドキュメンタリー物のDVDを購入しました。
日本語の字幕がない輸入物のドキュメンタリーDVDは買わないようにしているのですが"セカンド・ハード"の演奏シーンの動画が入っているという事だったので、思い切って購入してみました。

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-DVD

まずは"セカンド・ハード"の前に、"ファースト・ハード"時代の1945年の映像が登場します。
『WHO DAT UP DERE?』という『DAT DERE』をパロった様なタイトルの曲を演っていて、

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-WHAT DAT UP DERE 1945

ハーマンは得意のヴォーカルも聴かせてくれます。

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-WHAT DAT UP DERE 1945-WH

そして、いよいよ"セカンド・ハード"時代の映像が2曲登場して来ます。
1曲目は『I'VE GOT NEWS FOR YOU』という曲で、

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-IVE GOT NEWS 1949

ここでもハーマンは歌っております。

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-IVE GOT NEWS 1949-WH

もう一曲は『LEMON DROP』という曲で、

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-LEMON DROP 1949

ハーマンは、ヴィブラフォン奏者のテリー・ギブスとスキャット合戦を披露してくれてます。

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-LEMON DROP 1949-WHTG

ところが、この2曲は1949年の演奏という事なので、惜しくもズート・シムズとスタン・ゲッツは退団した後の様で(ズートは1949年1月にバディ・リッチ楽団に参加するために、ゲッツは1949年4月にソロ活動を始めるために退団)、残念ながら"フォーブラザーズ・バンド"ではない様です。

『FOUR BROTHERS』を演奏するシーンも収録されてはいますが、1976年のバンドの演奏です。

WOODY HERMAN-BLUE FLAME-FOUR BROTHERS 1976

以前の記事でご紹介した1947年公開の映画『ニューオリンズ』に登場するハーマン楽団は、"セカンド・ハード直前"の様ですし、今回の映像は"直後"の様なので、やはり"フォーブラザーズ・バンド"の映像は存在しないのでしょうか・・・・・?
先日、あるお客さんと『デューク・エリントンのコットン・クラブ専属時代の録音を中心に収録したコンピレーションCD』の話をしていたところ、

DUKE ELLINGTON-THE BEST OF EARLY ELLINGTON

その方が『エリントンの初期から1947年までの録音を収録した40枚組のCDボックスセットがあるのだけれど、その中の"ブラントン=ウエブスター・バンド"時代を収録している数枚のディスクを知人に貸したら返って来なくて(よくある話です・・・)中途半端な状態になっているので、よかったら貰ってもらえないか?』という話になったのですが、あまりに虫のいい話で悪いので、その時はっきりした返事はしなかったのですが、翌日早速持って来られたのでありました。

DUKE ELLINGTON 40CD-1946 TO 1947

知人の方に貸して返って来ない"ブラントン=ウエブスター・バンド"時代の録音については、偶然既に持っていたので、初期から1947年までのエリントンの録音がほぼ揃ってしまうという事態に突然なってしまったのでありました。

DUKE ELLINGTON-BLANTON WEBSTER BAND ERA CD

その中でも特に1924年から1928年の録音を収録したディスクの中には、エリントンがコットンクラブの専属になる前のいわゆる『ワシントニアンズ』時代の録音が収録されていて、とても興味深く聴いたのであります。

DUKE ELLINGTON 40CD-1924 TO 1928
当ブログで頻繁に取り上げて来たデビッド・サンボーンがホストを務めている『ナイト・ミュージック』という1988年から1990年かけてオンエアされた番組を、最近また見直しているのですが、
1989年にサンタナ・バンドが出演していて、

NIGHT MUSIC-SANTANA-SANTANA

そのメンバーの中にアーマンド・ペラザ(per)とホセ・チュピート・アリアス(per)がいるのを発見!!
『この時点で"まだ"メンバーに残っていたのか!!』と驚いたのでした。

NIGHT MUSIC-SANTANA-AP

NIGHT MUSIC-SANTANA-JOSE T A

そして、キーボードを演奏している元タワー・オブ・パワーのチェスター・トンプソンも発見!!
『この時点で"もう"メンバーに入っていたのか!!』と再び驚いたのでありました。

NIGHT MUSIC-SANTANA-CT

ちなみに、ウエイン・ショーターがソプラノサックスを吹いて共演しているのですが、

NIGHT MUSIC-SANTANA-WS

こちらの方は"想定内"でした・・・・・。
初期"サンタナ"のセカンド・ギタリスト"ニール・ショーン"が結成したロック・バンド"ジャーニー"でドラマーだった(今でも"ジャーニー"のドラマーかも?)"スティーブ・スミス"が1983年に結成したフュージョン・バンド『VITAL INFORMATION』が、結成30周年を迎えるにあたり、このほど記念のライブ・アルバムをリリースしました。

STEVE SMITH VITAL INFORMATION LIVE 2007-JACKET

ジャズライフ誌の最新号の輸入盤コーナーで紹介されていたのを見つけてゲットしたのですが、購入しようと思ったのは『CDとほぼ同内容のDVDが付いていた』という事も大きかったですね。(笑)

STEVE SMITH VITAL INFORMATION LIVE 2007-30TH ANNIVERSARY

演奏内容の方はというと、"長年の相棒"的な存在のキーボード奏者"トム・コスター(この人も元サンタナのメンバー)"や"ヴィニー・ヴァレンティノ"というギタリスト等が『プログレ・フュージョンから時にはジャズ寄りにもなるサウンドにファンクなフレイバーも醸し出している』といった感じで、なかなか良いのですが、

STEVE SMITH VITAL INFORMATION LIVE 2007-SS

STEVE SMITH VITAL INFORMATION LIVE 2007-ALL MEMBER

何故か、DVDの方が収録曲が1曲多かったり、30周年記念だというのに『収録されたライブは2007年の演奏』だったり、映像が全編『モノクロ』だったりして、『どうしてそうなるの?』と気になってしまうであります。

前回の記事でご紹介した『ジーン・クルーパ楽団専属歌手時代のアニタ・オデイの録音を集めたCD』のライナーを読んでいたところ、同じシリーズで『ベニー・グッドマンの専属歌手だった時代のペギー・リーの録音』というのもリリースされていると書かれていたので、早速ゲットしました。

PEGGY LEE-BENNY GOODMAN-CD

ジャケット・デザインがアニタ・オデイ盤と較べると"もうひとつ"ですが、個人的に気に入っている『WHY DON'T YOU DO RIGHT』もちゃんと収録された『1941年から1943年の専属歌手時代の全曲と、その後一時引退していた時期を経てから復帰し1947年にグッドマンと共演した3曲を収録したコンプリート盤2枚組』ということで、満足度120%です!!
こういう『専属歌手時代』という企画でもっとリリースしてくれると嬉しいのですが・・・・・。
先日、アニタ・オデイがジーン・クルーパ楽団の専属歌手だった「1941年から1942年」と「1945年」の録音を集めたCDをゲットしました。

ANITA ODAY-GENE KRUPA-CD

楽団のメンバーにはロイ・エルドリッジ(tp)がいて、アルバム・タイトルにもなっているヒット曲『LET ME OFF UPTOWN』等の数曲で歌っていたりもしています。
出来れば「1944年から1945年」にかけてスタン・ケントンの専属歌手だった頃の録音を集めたCDなんていうのもリリースして貰えればうれしいのですが・・・・・。
それにしても、こういう雰囲気のジャケットっていいですね~~~。結構好きです!!
先日(11月20日)、NHK・BS-1の番組『エルムンド』にデンマークのピアニスト"ニルス・ラン・ドーキー"が出演していました。

EL MUNDO-NIELS LAN DOKY-NLD

ニルスはベトナム人の父親とデンマーク人の母親との間に生まれ、弱冠15歳でサド・ジョーンズ・オーケストラに参加したそうです。
この画像は15歳のニルスが写っているのも貴重ですが、サド・ジョーンズがバルブ・トロンボーンを持っているのもとても珍しいのでは・・・・・?

EL MUNDO-NIELS LAN DOKY-TJ ORCH

この後ニルスは、バークリー音楽院で勉強したということなのですが、バークリーでは小曽根真さんと同級生だったそうで、ブランフォード・マルサリス、ダイアナ・クラール、テリ・リン・キャリントンなんかもいたそうです。
ところで番組での演奏は、『枯葉』と『トゥーツ・ワルツ』という曲をピアノ・ソロで演ってくれたのですが、

EL MUNDO-NIELS LAN DOKY-TOOTS WALTZ

『トゥーツ・ワルツ』っていう曲は、やはり"トゥーツ・シールマンス"にトリビュートしているんでしょうね。