Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

NHK・BSプレミアムで繰り返し放送されている『BS洋楽グラフィティ』という番組の『1960年代・VOL.3』を見ていたところ、

BS YOGAKU GRAPHITY-60S-3

番組の終盤に『BLUES MAGOOS』なるバンドが『WE AIN'T GOT NOTHING YET』という曲を演奏するシーンがあったのですが、

BLUES MAGOOS-1

この曲のテーマのリフの様なメロディが、第2期ディープ・パープルのヒット曲『BLACK NIGHT』のギターリフにそっくりなのに驚いてしまいました。

DEEP PURPLE-BLACK NIGHT-2

ディープ・パープルのギターリフと言えば、当店常連さんのピアニストの方から「第3期のヒット曲『BURN』のギターリフが、ガーシュインの『FASCINATING RHYTHM』のテーマ部分にそっくり」というのを教えていただいた時も"目から鱗"だったのですが、こちらはガーシュインが1924年に発表してから50年経っています。

DEEP PURPLE-BURN

ところが『BLACK NIGHT』の場合は『BLUES MAGOOS』の曲から確実に10年以内だと思うので、『なんと大胆な事を!!』と開いた口がふさがらない状態になってしまった次第であります。
2009年4月から、関西ジャズ・シーンの情報を発信し続けているフリーペーパー『WAY OUT WEST』。
その片隅で、"ジャズやフュージョンの映像のコラム"を書かせていただいておりますが、
その過去の記事を振り返って読んでいただこうというシリーズ。

今回は、2012年3月号の第31回の記事です。

WOW2012-03-HYOSHI.jpg

この回は、チェット・ベイカーがヨーロッパで収録した映像を2本ご紹介しました。

WOW2012-03-KIJI-31.jpg

画像をクリックしていただくと、大きくなって読みやすくなります。

なお当店では、第1回の記事から最新の記事まで読んでいただけるようにしております。
先日、ある事情があって、1994年にカーネギーホールで開催されたVERVEレーベルの50周年を記念するコンサートの映像を久しぶりにもう一度じっくり見ていたのですが、

VERVE 50TH ANNIVERSARY CONCERT-JACKET

その中に1964年のスタン・ゲッツ・カルテットをバックにアストラッド・ジルベルトが「イパネマの娘」を歌う短いシーンがあるのを発見しました。

STAN GETZ A GILBERT 1964-1

カルテットのメンバーには、若かりし日のゲイリー・バートンの姿もあることからも

STAN GETZ A GILBERT 1964-2

ゲッツが『GETZ AU GO GO』をリリースした頃の映像だと思われます。

STAN GETZ-GETZ AU GO GO

それにしても、このどこかのホテルのレストランかラウンジの様な所で、営業時間外と思われるシチュエイションで演奏している映像は、ステージのバックがガラス張りになっていて、雪が降りしきる白銀の景色が見えていたりして、映画のワンシーンではないかと思うのですが、何という映画なのかとても気になります。

P.S.
ゲイリー・バートンは、若い頃から4本マレットだったんですね。
先日、BSーTBSの"SONG TO SOUL"という番組でママス&パパスの1965年のヒット曲『夢のカリフォルニア』が取り上げられていました。

SONG TO SOUL-CAL DREAMIN-JACKET

プロデューサーのルー・アドラーや

SONG TO SOUL-CAL DREAMIN-LA

当時の売れっ子ドラマーでレコーディングにも参加したハル・ブレイン等が様々なエピソードを語っているのですが、

SONG TO SOUL-CAL DREAMIN-HB

間奏で流れるフルートソロを吹いているのは、何とあのバド・シャンクなんだそうです。

SONG TO SOUL-CAL DREAMIN-BS

BUD SHANK-THE BUD SHANK QUARTET

この曲がヒットした当時に聴いた時から『とても印象的な素晴らしいフルートソロだなあ』と思っていたのですが、
まさか48年後に種明かしされるとは・・・。
いや~~~、ビックリしたり、納得したりです!!

1965年といえば、セルジオ・メンデスの『BRASIL '65』というアルバムでもバド・シャンクが素晴らしいサックスソロやフルートソロを聴かせてくれています。

SERGIO MENDES BRASIL 65