Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

前々回の記事で、サム・クックのドキュメンタリーDVDに少し触れましたが、
やっぱりゲットしてしまいました。
クックの家族やアレサ・フランクリン、ルー・ロウルズ、ボビー・ウーマック等が語ってくれる様々なエピソードがとても興味深い内容で、約70分があっという間でした。
でも、やはり何と言っても白眉は、インタビューのあい間に出てくる『クックが様々なテレビ番組に出演して歌ったり、インタビューを受けたりするシーン』でしょう。

SAM COOKE-DVD-LEGEND

『エド・サリバン・ショー』に出演した時に、初期の代表曲『YOU SEND ME』を歌い出したとたんにスタジオに来ていたファンが異常な興奮状態となったため、急きょ番組のオンエアを止めてしまった映像や、
その放送中止に猛抗議が殺到したため、次の回にもう一度クックが出演して『FOR SENTIMENTAL REASONS』を歌うシーンでは、サリバンがクックが歌う前に、前回放送を急きょ中止した言い訳をしている面白い映像があったり、

SAM COOKE-DVD-LEGEND-ED SULLIVAN SHOW

『アーサー・マレー・パーティー』という番組に出演して『MARY, MARY LOU』を歌うシーンは、珍しくカラー映像だったり、
『小児麻痺患者救済運動の顔』として出演し『DESIRE ME』を歌う映像や、
イギリスの番組に出演して『TWISTIN' THE NIGHT AWAY』を歌う映像があったり、
その他にも『EVERYBODY LIKES TO CHA CHA CHA』、『TENNESSEE WALTZ』、『BASIN STREET BLUES』、『THE RIDDLE SONG』や、あの"A CHANGE IS GONNA COME"を作曲するきっかけになったというボブ・ディランの『BLOWING IN THE WIND』を歌う映像等もあったりして、最後まで歌が聴ける映像は殆どないものの、とても充実した内容となっています。

SAM COOKE-DVD-LEGEND-ARTHUR MURRAY PARTY

そして終盤には、あのカシアス・クレイ(モハメド・アリに改名する前です。)と、二人で録音したという『THE GANG'S ALL HERE』という曲を伴奏なしで二人だけで歌うという珍しいシーンや、
クレイが、ソニー・リストン戦に勝って、クックをリングに呼び上げるシーンがあったりするのですが、

SAM COOKE-DVD-LEGEND-WITH CASSIUS CLAY

最終盤には、何と、クックを撃ったロサンゼルスのモーテルの管理人の女性が登場して、クックを撃った時の様子についてインタビューを受けている映像まで収録されているのです。

SAM COOKE-DVD-LEGEND-MOTEL MANAGER

こんな映像まで入っているのには、かなり驚かされましたが、
この人、無罪になったということなんですかね・・・・・?
正当防衛ってことですか・・・・・?




2009年4月から、関西ジャズ・シーンの情報を発信し続けているフリーペーパー『WAY OUT WEST』。
その片隅で、2009年9月号から2014年3月号までの4年半、『ジャズやフュージョンの映像のコラム』を書かせていただきましたが、
その過去の記事を振り返って読んでいただこうというシリーズ。

今回は、2013年4月号の第44回の記事です。

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この回は、マイルス・デイビスの"黄金のクインテット"でデビューしたトニー・ウィリアムスの映像をご紹介しました。

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なお当店では、第1回の記事から最終回(第55回)の記事まで読んでいただけるようにしております。