Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

ここのところ、今更ながら改めて"アート・テイタム"を集中的に聴いたり調べたりしているのですが、
"PABLO"レーベルから、バディ・デフランコとの競演盤がリリースされている(元々は"CLEF"レーベルから)のを知って、探してみると入手可能だったので早速ゲットしました。

ART TATUM-BUDDY DE FRANCO

この"PABLO"レーベルの『テイタムの競演シリーズ』では、「ベン・ウェブスター盤」が一番良く知られていて、出来も良いと言われていますが、

ART TATUM-BEN WWEBSTER

この「デフランコ盤」は、テイタムのイケイケなプレイに対して、デフランコは対照的に中低域主体の抑制の効いた演奏をしていて、なかなか興味深い内容なので、これからじっくり聴き込んで楽しもうと思っております。

そして、更に調べてみると、この『テイタムの競演シリーズ』には、ベニー・カーター、ロイ・エルドリッジ、ライオネル・ハンプトン、バディ・リッチ等との盤が数枚あるようなのですが、『キリ』と『お金』がないので、これ位にしておこうと思っております。
2009年4月から、関西ジャズ・シーンの情報を発信し続けているフリーペーパー『WAY OUT WEST』。
その片隅で、2009年9月号から2014年3月号までの4年半、『ジャズやフュージョンの映像のコラム』を書かせていただきましたが、
その過去の記事を振り返って読んでいただこうというシリーズ。

今回は、2013年10月号の第50回の記事です。

WOW2013-10-HYOSHI.jpg

この回は、来日常連のハンク・ジョーンズが、震災の翌年(1996年)に神戸で行ったコンサートの映像をご紹介しました。

WOW2013-10-KIJI-50.jpg

画像をクリックしていただくと、大きくなって読みやすくなります。

なお当店では、第1回の記事から最終回(第55回)の記事まで読んでいただけるようにしております。
先日、ジェフ・ローバー(key)の新作『BOP』が、タワーレコード先行でリリースされたので、早速ゲットしました。
コ・リーダーのチャック・ローブ(g)をはじめとして、ハービー・メイソン(ds)、ブライアン・ブロンバーグ(b)、ティル・ブレナー(tp)等の他、1曲限定で、ランディー・ブレッカー(tp)、エリック・マリエンサル(as)、ジョン・パティトゥッチ(b)等も参加しているのですが、

JEFF LOBER CHUCK LOEB-BOP

去年リリースされた前作『JAZZ FUNK SOUL』では、ローバー、ローブと並んで『リーダー扱い』だったエベレット・ハープ(ts)が、今回は何故か『メンバーの一人』という位置付けになっています。

JEFF LOBER CHUCK LOEB-JAZZ FUNK SOUL

内容は、タイトルどおり、パーカーやモンク、ガレスピーのバップ曲を中心に、「セント・トーマス」やコルトレーンの「ジャイアント・ステップス」なんかも演っていて、デビッド・マシューズの『マンハッタン・ジャズ・クインテット』的なノリの企画の様なのですが、より『お洒落で洗練された聴き易い』サウンドに仕上がっているように思います。
その一因となっているのが、『ジェフ・ローバーが全編に渡って「ローズ・ピアノ」(「フェンダー・ローズ」ではなく、敢えて「ローズ」と言っておきます。)だけを弾いている』という事だと思います。
ローバーの弾くローズ・ピアノは、1979年の3作目『WATER SIGN』で初めて聴いて以来、そのセンスの良さと適度なファンキーさがとても気に入っているのですが、今回、一見ミスマッチなバップ曲に於いても『ローズ・ピアノのマエストロ』の本領を発揮していて、『ローズ・ピアノの魅力を堪能出来るアルバム』として聴いても十分楽しめる仕上がりになっているのではないでしょうか。

P.S.
ところで、このアルバムを発見して以来、『このジャケットって、何処かで見た様な気がするなあ・・・。』と漠然と思っていたのですが、先程突然閃きました!!(そんなたいそうな・・・。)
1995年にリリースされたコーネル・デュプリー(g)の『BOP‘N’BLUES』というアルバムのジャケットの雰囲気に似ているのです。

CORNELL DUPREE-BOPNBLUES

そうです『看板ジャケット』です。
アルバムのタイトルに『BOP』という単語が使われている所や、収録曲が『パーカーやモンク、ガレスピーのバップ曲が中心』という所まで似通っていて、『これって偶然なの?』と思ってしまうほどです。
こちらのアルバムもなかなか良い感じで、全編R&Bやブルース風のアレンジで演奏されています。
2009年4月から、関西ジャズ・シーンの情報を発信し続けているフリーペーパー『WAY OUT WEST』。
最新号(2015年4月号)の巻頭特集は、

WOW2015-04-HYOSHI.jpg

『ジャズの一歩手前盤』という企画なのですが、

WOW2015-04-JAZZ NO IPPO TEMAE-TITLE

私にも原稿の依頼があったので、フランク・ザッパの『HOT RATS』を紹介させていただきました。

WOW2015-04-JAZZ NO IPPO TEMAE-KIJI

他にも、トラフィックの2ndアルバム『TRAFFIC』や、

TRAFFIC-2ND ALBUM

テン・イヤーズ・アフターの4thアルバム『CRICKLE WOOD GREEN』なんかも候補だったのですが、

TEN YEARS AFTER-CRICKLEWOOD GREEN

熟考の結果、やはりザッパにしました。

FRANK ZAPPA-HOT RATS