Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

2001年7月に開店し、20016年1月に閉店した大阪市北区・西梅田のジャズ・バー『Wishy-Washy』です。所蔵していた映像ソフトやCD等を中心に貴重なものや面白いものをご紹介します。

前々回の記事でも申し上げたとおり、非常に遅ればせながら!"e.s.t."を1st.アルバム(1993年作品)から年代を追って聴いて行っているのですが、
先日聴いた2000年の作品『GOOD MORNING SUSIE SOHO』には、チョットびっくりさせられる所がありました。
(下のアルバム・ジャケットの画像、本当は反時計回りに90度回転した状態ですが、見にくい?ので・・・。)

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このアルバムには11曲収録されていて、最後は『REMINISCENCE OF A SOUL』という12分弱の長い曲なのですが、
この曲、6分過ぎたあたりで演奏が一旦止ります。
そして、そこから約1分間"無音"の状態が続き、7分過ぎたあたりから全く違う曲が始まるのです。
"無音"が数秒あるというケースは時々ありますし、ライブで「メンバーの動きと音が暫くフリーズして再開する。」という演出はよく見かけたりしますが、スタジオ録音盤で「1分間無音」というのにはチョット驚かされました。
最後の曲だし、そんなに不自然な止り方でもないので、下手をすると6分過ぎたところで「このCDはここで終わり!」と思われて止めてしまう人がいるかもしれません。
どういう意図でこうしたのか?曲のタイトル(直訳すると"魂の回想"?)からも私の英語力と想像力では思い付きません。
"無音"の部分も含めた組曲ということなのか?
あるいは、「CDプレーヤーが故障!?」とか「不良品ディスク!?」と聴いた人を不安にさせようという悪戯ですかね・・・。
私もYouTubeでこの曲を検索・再生して、「本当にこの1分間の無音が存在しているのかどうか?」を確認してしまいました。
まんまと彼らの思う壺にはまってしまったのかも・・・!?
そして、その後のアルバムでも最終曲は10分を超える長尺となっていて、同様の"無音"の仕掛け?が施されている事が判明!!
『STRANGE PLACE FOR SNOW』(2002年作)では3分、『SEVEN DAYS OF FALLING』(2003年作)では1分、『VIATICUM』(2004年作)では4分、『TUESDAY WONDERLAND』(2006年作)では3分の"無音"が挟まっています。
ここまで来ると、これは「彼らの典型的なパターン」という事なのでしょうか・・・!?
2002年4月から家内が書き始めた"JAZZ新聞"を創刊号から順次ご紹介しています。
今回は、第97号~第99号です。
復活・再開した最新号も順次当ブログでアップしております。

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2008年に、スキューバダイビング中の事故で惜しくも亡くなってしまったスウェーデンのピアニストESBJORN SVENSSON。
彼が率いていた"e.s.t.(Esbjorn Svensson Trio)"の事は、ストックホルムでの2000年のライブDVDを観ていたり、多くの人から高く評価されていたりという事もあって、以前からず~~~っと気になっていたのですが、非常に遅ればせながら!最近ようやく聴き始めました。
まず最初に、私の大好きなセロニアス・モンクの曲を演奏している『PLAYS MONK』(1996年作品)から聴き始めて、

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その後は、1st.アルバムの『WHEN EVERYONE HAS GONE』(1993年作品)から順に聴いて行っているのですが、

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CDラックに収納しようとした時、"e.s.t."で「E」のところに納めようか?、"Svensson"で「S」のところに納めようか?、どうしようか?と迷ってしまいました。
そこで、いろいろ調べてみたところ、アルバム・ジャケットでは、1998年録音(リリースは1999年)の『FROM GARGARILN'S POINT OF VIEW』から、"e.s.t."とも表記されるようになったようで、それまでは、"Esbjorn Svensson Trio"とだけ表記されているようです。

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例外的に、1995年録音のライブ・アルバムは、タイトルが『E.S.T. LIVE '95』となっていますが、
このアルバムは、最初スウェーデンで『MR. & MRS. HANDKERCHIEF』というタイトルでリリースされたものを、2001年に前記のタイトルに変えて再リリースされた物のようですし、"e.s.t."が大文字にもなっているので対象外!?

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そして、2010年7月号をもって60年以上の歴史に幕を引いた"スイングジャーナル(SJ)誌"が、毎年1月号の別冊付録として出していた『完全データ・ブック』(前年の1月号から12月号のディスク・レビューで紹介したソフトを、ミュージシャンのファミリーネーム又はバンド名の頭文字のアルファベット順に並べて網羅したもの)でも調べてみようと思い、
SJ誌が、このトリオを取り上げ始めた2002年版を見てみると、

SJ-2002 DISC DATA BOOK

その年の最新録音盤『STRANGE PLACE FOR SNOW』は、"e.s.t."として扱われて「E」のところに掲載されているのに、
前述した『E.S.T. LIVE '95』は、"Esbjorn Svensson Trio"として扱われて「S」のところに掲載されているという変則的な事になっていました。
SJ誌さんも、どうしたものか迷っていたのかも・・・。
ところが、翌年の『完全データ・ブック』からは、再発された旧譜も含め"e.s.t."として扱われ、全て「E」のところに掲載されるようになっていました。
ということで、彼らが「スヴェンソンがリーダーのトリオではなくて、3人のユニットだと捉えて欲しい。」と思って使い出したのではないか?と思われる"e.s.t."の方を採用して、「E」のところに収納することにしました。
どうでもいい些細な事だとも思いますが、未解決でモヤモヤしていた事がある程度分ってスッキリしました。
2002年4月から家内が書き始めた"JAZZ新聞"を創刊号から順次ご紹介しています。
今回は、第94号~第96号です。
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私、ずいぶん長い間、久しく、映画館には行っていなかったのですが、
去年の9月から年末にかけて、音楽関連の映画が連続して劇場公開されたので、立て続けに観に行きました。

まず、9月に公開されたジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー『JANIS~LITTLE GIRL BLUE』

映画-LITTLE GIRL BLUE-ポスター

ジャニス本人が登場する場面は、殆ど既に観たことがある映像でしたが、
最後のシーンで、タイトル曲の「LITTLE GIRL BLUE」を歌う映像は初めて観る物でした。
やはり、『取って置きの映像は最後に!』という事なのでしょうね。

そして、11月のチェット・ベイカーをモデルにしたイーサン・フォーク主演の『BORN TO BE BLUE』

映画-BORN TO BE BLUE-ポスター

イーサン・フォークが、そこそこ!?頑張ってました。

それから、12月にはジャコ・パストリアスのドキュメンタリー『JACO』

映画-JACO-ポスター

こちらも、ジャコが演奏する場面は、殆ど既に観たことがある映像でしたが、
ジョニ・ミッチェルの『SHADOWS AND LIGHT』のライブのメンバー達と、屋外で食事(パーティー?)をしているシーンは初めて観ました。
そして、『ジャコのベースは、大音量で聴くことで、その魅力の真髄に近づける』と確信しました。

最後に、同じく12月のマイルス・デイヴィスをモデルにしたドン・チードル監督・主演の『MILES AHEAD』

映画-MILES AHEAD-ポスター

映画館に観に行ったのは年明け早々になりました。
ストーリーは"フィクション"だと事前に分っていたものの、話の内容のわりには、銃をドンパチやるシーンがあまりに多くて、正直ちょっと"シラケ"ました。
でも、最後の「マイルスが復帰して演奏している」シーンで、バンドのメンバー(ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、エスペランザ・スポルディング、ロバート・グラスパー等という新旧の豪華なメンツ)の一員として、アントニオ・サンチェス(ds)が結構大きくフィーチャーされていたのが嬉しかったのと、(こちらも、『取って置きの映像は最後に!』でしょうね。)
映画の中で使われていた、マイルスの1961年のアルバム『SOMEDAY MY PRINCE WILL COME』のレコード・ジャケットの写真が、「当時のマイルスの妻、フランシス・テイラー」から

MILES DAVIS-SOMEDAY MY PRINCE WILL COME

フランシスを演じている女優さんの写真に変えていたのが面白かったりはしました。

映画-MILES AHEAD-女優

そのシーンの画像が見つからないので、お見せ出来ないのが残念ですが、
見つけ次第アップしようと思っておりますので、お楽しみに・・・!?

2002年4月から家内が書き始めた"JAZZ新聞"を創刊号から順次ご紹介しています。
今回は、第91号~第93号です。
復活・再開した最新号も順次当ブログでアップしております。

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去年、当ブログでもご紹介したスティーヴ・ガッドの最新作(DVD+CD)『WAY BACK HOME』ですが、

STEVE GADD-WAY BACK HOME

2009年からジャズの情報を発信し続けている関西発のフリーペーパー『WAY OUT WEST』の

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2017年1月号の巻頭特集"MY BEST DISC 2016"でも紹介させて頂きました。

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タワーレコード梅田大阪マルビル店のWAY OUT WESTコーナーでも、こんな風にディスプレイされていました。

WOW2017-01-MY BEST DISC 2016-TOWER RECORD DISPLAY

この"MY BEST DISC"という特集に書かせて頂ける時には、
「他の方があまり取り上げないだろう」という事もあってか?"フュージョン物"や"映像物"をついつい選んでしまいます。
今回は他にも、当ブログでもご紹介したミシェル・ペトルチアーニの『BOTH WORLDS LIVE』(DVD付き)や、スナーキー・パピーの『CULCHA VULCHA』、スティーヴ・カーンの『BACKLOG』、ステップス・アヘッドの『STEPPIN' OUT』、ハーリン・ライリーの『NEW DIRECTION』等が候補でしたが、"フュージョン物"・"映像物"という二つの条件を満たしていたせいか?スティーヴ・ガッド盤に決定したのでした。

因みに、去年(2016年1月号)の"MY BEST DISC 2015"では、

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パット・メセニーのDVD『UNITY SESSIONS』を選んだのですが、

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PAT METHENY-UNITY SESSIONS DVD

これも無意識のうちに"2条件"満たしてました!(笑)




当店の休業~閉店(2016年1月)に伴って休刊いたしておりました"JAZZ新聞”『Wishy-Washy』の復活・再開版 第8弾(通巻169号)です。

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