Wishy-WashyのJAZZ映像パラダイス&MORE

私の中では、「サイド・メンとして参加している時の演奏は"なかなか良い"のに、
リーダー作となると"小難しくて苦手"」だと感じていたのが、ブラッド・メルドー。
そんなメルドー・トリオの新作『SEYMOUR READS THE CONSTITUTION!』を、
ジャケット・デザインの良さにも惹かれて「再挑戦してみよう」と聴いてみました。

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3曲収録されているメルドーのオリジナルには、やはり少し「小難しい感」を感じましたが、
その他に収録されていた「スタンダード、先輩ジャズメンのオリジナル、ポップスのカバー」5曲が
"小難しい感"を薄めてくれたという事もあってか?まずまず良い感じで聴けました。
前々回の記事で書かせていただいたように、つい最近"e.s.t."の未発表ライブ盤を聴き込んでいたので、
メルドーのオリジナル曲にもある程度免疫が出来ていた??のかも(笑)
とは言え、メルドー・トリオの前作『BLUES AND BALLADS』が「いい感じ」で聴けていたのは、
メルドーのオリジナル曲が収録されていなかったからだと思っております。(あくまで個人的な好みです。)

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ところで、前作も今作同様「ジャケット・デザインに食い付いた」のがきっかけで
「苦手なメルドーだけれど聴いてみよう」みたいなところもあったので、
今更ながら、ジャケット・デザインの大切さも、再々々々・・・・・認識している次第です。
例えば、同じメルドー・トリオのアルバムでも、前々作『WHERE DO YOU START』や

BRAD MEHLDAU TRIO-WHERE DO YOU START

更にその前の『ODE』のジャケットでは、

BRAD MEHLDAU TRIO-ODE

このような「食い付き」は望めないでしょう。

閑話休題
『ODE』は、全曲メルドーのオリジナル曲で占められていましたが、
リリース後暫くして「比較的聴きやすい」という評価も聞いたので、
その時も「苦手メルドーを克服出来ないものか?」と何度も聴きましたが、克服出来ずにおりました。
今回も「克服出来た!」とまでは行きませんでしたが、少しは歩み寄れた様な気が・・・?



5月のコットンクラブ(東京・丸の内)での公演が、体調不良でキャンセルとなっていた"パット・マルティーノ"

PAT MARTINO-COTTON CLUB 2018-05-08 TO 11-2-BIG

5月3日の記事でも書かせて頂いた様に、健康状態を心配していたのですが、
最近、コットンクラブのスケジュールをチェックしたところ、
9月26日から29日まで出演する事になっていました。
ということで、体調不良はそんなに深刻なものではなかった様で"ひと安心"
でも、あまり無理はしないで欲しいものです。
なので、『今回は大阪スルーも仕方なし』と納得しております。

「デラニー&ボニー&フレンズ」や、「ジョー・コッカーのマッド・ドッグス&イングリッシュ・メン」に、主にバッキング・コーラスで参加し、
レオン・ラッセルから"デルタ・レディ"と呼ばれ、それがジョー・コッカーが歌ったヒット曲(レオン・ラッセル作)のタイトルにもなった★リタ・クーリッジ★
先日、前作『AND SO IS LOVE』から13年ぶりに、『SAFE IN THE ARMS OF TIME』というアルバムをリリースしました。

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前作『AND SO IS LOVE』では、ジャズを歌っていて、当ブログでもご紹介しましたが、

RITA COOLIDGE-AND SO IS LOVE

今回は、本人の「ルーツに回帰したアルバムを作りたかった」という弁のとおり、
サザン・ロック・フレイバーの仕上がりになっていて、
録音には、46年前にリリースされた3作目『THE LADY'S NOT FOR SALE』等の初期のアルバムと同じスタジオを使用したそうです。

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久しぶりにサザン・ロックのサウンドを聴いて、いい気分になったのですが、
もっとディープなサザン・ロックも聴きたくなり、
昨年惜しくも亡くなってしまった★グレッグ・オールマン★のラスト・アルバム『SOUTHERN BLOOD』も聴いてみました。

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グレッグ・オールマンも、オールマン・ブラザーズでデビューしてから50年近く経っていますが、
「長いキャリアを積んでいないと出せない味のある雰囲気が漂うサウンド」になっていて、
クーリッジの「オールマンより少し軽めの洗練されたサウンド」と共に、懐の深いサザン・ロックのサウンドを満喫出来たのでした。

P.S. 余震がいつまで続くのか?不安です・・・。




私、去年の初め頃の2~3カ月は、遅ればせながら"e.s.t.(Esbjorn Svensson Trio)"を集中的に聴いていて、
彼らの13枚のアルバムを一応全て聴いたのですが、
先日、彼らの未発表ライブ盤がリリースされたので、早速聴いてみました。

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これぞ"e.s.t."という演奏が良い音で収録されていて、彼らの世界を堪能することが出来ました。

ところで、このアルバム、2005年5月のロンドンでのライブを収録しているのですが、
2005年のライブと言えば、彼らの9作目の『VIATICUM』が、

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後に「PLATINUM EDITION」という別ヴァージョンの2枚組でリリースされた時に
ボーナス・デイスク(?)として追加されていた2005年4月のベルリンでのライブ盤(『VIATICUM』には未収録のスタジオ録音曲も1曲収録)がすぐに頭に浮かびます。

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この「PLATINUM EDITION」が、『VIATICUM』のリリースからどれくらい経ってからリリースされたのかは不明ですが、
先に『VIATICUM』を買ってしまっていた人達は、さぞや悔しい思いをされたことでしょうね。
実は、私にも過去に、同じ様な経験があります。
ハービー・ハンコックが1996年に『THE NEW STANDARD』というアルバムをリリースし、すぐに購入。

HERBIE HANCOCK-THE NEW STANDARD

その後、そのバンドによるライブが同年の8月に「河口湖ステラシアター」という野外ステージで開催されたので、大阪から聴きに行ったのですが、
暫くすると、そのライブ音源を追加した2枚組ヴァージョンの『THE NEW STANDARD』がリリースされたのです。
これには「どういう事!?」と憤慨した覚えがあります。
こういうやり方は、厳に慎んでもらいたいものです!!



前回の記事で、ジェイムズ・テイラーのバックバンドのメンバーを中心にした『スティーヴ・ガッド・バンド』の最新版をご紹介しましたが、
「ジェイムズ・テイラーのバックバンド」と言えば、
1970年代に数枚のアルバムをリリースしている『ザ・セクション』が先輩格という事になると思います。

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この『ザ・セクション』のギタリストだったダニー・コーチマーのバンド『DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY』が、
6月14日に、ビルボードライブ大阪に出演します。

DANNY KORTCHMAR

DANNY KORTCHMAR IMMEDIATE FAMILY

コーチマー以外のメンバーは、リーランド・スクラー(b)とラス・カンケル(ds)が『ザ・センション』からで、
それ以外は、ワディー・ワクテル(g,vo)とスティーヴ・ポステル(g,vo)という面子になっています。
"DANNY KORTCHMAR & IMMEDIATE FAMILY"名義の最新アルバム『HONEY DON'T LEAVE LA』というアルバムからの曲が中心に演奏されると思われますが、

DANNY KORTCHMAR IMMEDIATE FAMILY-HONEY DONT LEAVE LA

もし、『ザ・セクション』時代の曲も演ってくれるのなら、興味があるのですが、
何せ、ミュージック・チャージがお手軽ではないし、キーボード奏者が参加していない様なので、二の足を踏んでおります。